WITHOUT THOUGHT

WITHOUT THOUGHT
BY NAOTO FUKASAWA
DMN DESIGN WORKSHOP EXHIBITION VOL.16
HAPPY MOMENT|幸せの瞬間

2019.1.25 - 2.6 Omotesando ROCKET

 

 

WITHOUT THOUGHT 16 HAPPY MOMENT|幸せの瞬間

 

WITHOUT THOUGHT 16展の詳細はこちら

http://ddmn.jp/lp/withoutthought16


 

WITHOUT THOUGHT
BY NAOTO FUKASAWA DMN DESIGN WORKSHOP

 

 

世界的デザイナーの深澤直人氏によるデザインワークショップ「WITHOUT THOUGHT」は、日本企業のクリエーターを対象に、深澤氏がグローバルで普遍的なデザイン能力の開発に取り組むという、世界的にも評価の高いデザインワークショップです。

1997年にDMNと深澤直人氏によるデザインワークショップを開催したのをスタートに、その後、ワークショップ+展示会というプログラム構成で、日本のインハウスデザイナーのクリエイティビティを豊かに花開かせてきた世界的なデザインプロジェクトが、WITHOUT THOUGHTです。

デザインワークショップおよびWITHOUT THOUGHT展の主旨は、参加企業メンバーのクリエイティビティの向上に資する教育的研修にあります。これまでアメリカのインダストリアルデザイナー協会(IDSA)でのデザインコンセプト部門金賞受賞、パリDesign Now展招待など国内外からの高い評価を得ています。

 

【3日間の集中的なワークショップ~WITHOUT THOUGHT展まで】

 

これまで継続的に開催してきた深澤直人氏のワークショップWITHOUT THOUGHTは、つねに世界に対して新鮮にして普遍的なデザインを示してきました。

3日間の集中的なワークショップ(第1ステージ)を皮切りに、アイデアシンキングから試作決定までのデザインワーク(第2ステージ)をすすめ、作品を公開発表する「WITHOUT THOUGHT展」(第3ステージ)をめざして参ります。

 <第1ステージ>では、“WITHOUT THOUGHT”というデザイン、つまり人間の日常的で本質的な行動、行為、心理に即したデザインを見いだすための練習問題をとして、いくつかのデザイン課題が用意されます。これらの課題に取り組みながら、各自のデザインに対する深澤氏のディレクション、あるいはレクチャーやレビューなどが組まれています。また、参加デザイナー相互の刺激や交流を通して、さらに密度の高い創造性が引き出されていきます。 ワークショップの後半には、“デザインチャレンジ”と呼ばれる総合的な課題が出されます。ここに至って、参加デザイナーの一人一人がデザインの本質価値をつかむこと、それが企図されています。「WITHOUT THOUGHT展」は、この一連のワークショップの発展形なのです。

 

【未来のすぐれたデザイナーのためのワークショップ】 

 

「参加しなければ絶対にわからないデザインがある」というのが、これまでワークショップに参加者したデザイナーたちの偽らざる声です。デザイナーとしての未来をひらくことのできるチャンスである「NAOTO FUKASAWA DESIGN WORKSHOP」に、次世代をになう才能豊かな方々のご参加をお待ちしております。

 

ワークショッププログラムのメニューについて(一部例)

 

オブザベーション
その方法について熟知していると思っていても、WITHOUT THOUGHTにおけるオブザベーションは必ず新しいパースペクティブをもたらすでしょう。深澤直人氏の豊富な経験をベースにした実例の紹介と、ショートエクササイズ(実践)を組み合わせたメニューで、能力を引き上げていきます。

 

アクティブメモリー
普遍的で共有性の強いアイデアの源泉に、いかにアプローチするかを実践的なメニューで学んでいきます。イマジネーションにおいて、クリエイターが陥りやすいリスクについては、頭ではわかっていても、なかなか克服はむずかしいものです。

 

ファウンドオブジェクト
人間のふだんの暮らしの中で、デザインとは何なのか。古今東西の創造行為や作品を参照しながら、普遍的デザインに偏在しているさまざまな真理にアプローチしていきます。意識と無意識を統べるデザインエクササイズです。

 

ラピッドプロトタイピング
誰もが使っているプロセスですが、WITHOUT THOUGHTでは、アイデアを形にする表現としてたんなる試作以上の意味を持っています。

 

エグゼキューション
芸術的達成。ここには言葉で内容を訳すだけでは伝わらないWITHOUT THOUGHTの重要な目的があります。

 

レクチャーレビューディスカッション・・・

3日間のワークショップに配されるこれらのメニューの豊かさには比類がありません。深澤直人氏が、すべての経験と知恵を綜合してメニューづくりをしますが、ワークショップの現場では、そのメニューは、参加者一人ひとりにもっとも的確な方法で伝えられます。

 

ワークショップディレクター

深澤直人氏 Naoto Fukasawa

 

1956年山梨県生まれ。卓越した造形美とシンプルに徹したデザインで、イタリア、フランス、ドイツ、スイス、 北欧、アジアなど世界を代表するブランドのデザインや、日本国内の企業のデザインやコンサルティングを多数手がける。電子精密機器から家具・インテリアに至るまで手がけるデザインの領域は幅広く多岐に渡る。

「行為に相即するデザイン」「意識の中心」「ふつう」「輪郭」「典型」など、自らのデザイン哲学をこれらの言葉で表わすとともにデザインの具体を通してその実践を続ける。デザインのみならず、デザインを通して対象の本質にせまる力、その思想や表現などには国や領域を超えて高い評価を得ている。

人間の意識していないときの行動の中にデザインのきっかけがあることを見い出し、それを「Without Thought(思わず)」と名付けた。1999年からはその名を使ったデザインワークショップを毎年開催し、書籍とともに発表を続けている。

 

WITHOUT THOUGHT ワークショップに関するお問い合せ

 

WITHTOUT THOUGHTワークショップの詳細につきましては、DMN運営事務局までお問い合わせください。

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