DMN|心のデザイン Vol.5「セルフケアの実践」

心のデザイン Vol.5

テーマ「セルフケアの実践

 

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セルフケアとは何か?

セルフケアは、「健康的な機能を促進し、幸福感を高めるために取り組む多面的なプロセス」と定義されています。

本質的に、セルフケアとは、人々が自分自身の身体的、精神的、感情的な健康を促進するために行う意識的な行動を意味します。

 

なぜセルフケアが必要なのか?

セルフケアは、生活の中で排除できないストレス要因に対する回復力を高めるために不可欠です。
自分の心と体をケアするための措置を講じる事で、ベストな人生を送るための準備をすることができます。
しかし、残念なことに、多くの人はセルフケアを優先事項ではなく贅沢だと考えています。
その結果、疲れをため、人生の課題に対処する能力が備わっていないと感じている事が多くみられます。
自分の心、体、精神をケアしていることを確認するため、日々、自分自身をどのようにケアしているかを評価することが重要です。
 
セルフケアの種類
 
  • 身体的なセルケアの例:
    十分な休息をとる|毎晩7〜9時間の睡眠をとるように努めましょう。
    しっかり食べて水分補給する|バランスの取れた充実した食事に加えて、1 日を通して水をたくさん飲みましょう。
    近所を15〜30分くらい短く散歩するだけでも、毎日の体のケアに最適です。

  • 精神的なセルフケアの例:
    毎日の通勤中に興味深いポッドキャストを聴く。
    寝る前にお気に入りの本を数ページだけでも読む時間を作る。
    職場での学習と専門能力開発の機会に「はい」と言う。

  • 社会的なセルフケアの例:
    ボランティアに参加してみる。
    料理教室に参加してみる。
    ソーシャルメディアから離れて、実生活で人々と交流してみる。

  • 感情的なセルフケアの例:
    協力的な友人と物事を話し合う。
    境界線を設定する。
    マインドフルネスを実践する。

  • スピリチュアルなセルフケアの例:
    力を抜いて座り、目を閉じ、深呼吸をし、呼吸に集中して心をクリアにする。
    考えが浮かんできたらすぐにそれを判断せず、手放して自分の呼吸に集中する。
    このエクササイズを毎日定期的に、少なくとも 1 日 10 分間繰り返します。
 

まずは、セルフケアを実践する許可を自分に与えましょう

当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、セルフケアを実践する際の最大のハードルの 1 つは、
「セルフケアを行う許可を自分に与える」ことです。大きな仕事を終えたらご褒美として「セルフケア」をしようと努めます。
しかし、実際の生活の中でセルフケアに時間を割く事はなかなか難しいのが現実です。
 
心身が疲れている人や対人関係で悩んでいる人は、まずは日記を書くことから始めてみましょう🎶
何も考えずに、時間を設定し(5分程)思い浮かんだものをどんどん書いてみてみましょう。
書くことでも十分に浄化効果が得られます。
 
 
時間がなくても時間を作り、家族、同僚、友人にとってより良い模範でいること
 ミシェル・オバマはかつてこう言いました。
「私が起きてエクササイズをする時は、自分のためと同じくらい娘たちのためにしているのです。なぜなら、娘たちを心から愛し、
自分たちに投資してくれる母親の姿を彼女たちに見てもらいたいからです。
自分のことを優先順位のリストでもう少し高くしても大丈夫だということを知らせることが重要なのです。」
 
 
セルフケアを実践するのは利己的ではないということです。飛行機で見られるデモンストレーションと同様に、
他の人を助ける前に、まずは自分の酸素マスクを着用する事が必要になります。
 
ぜひ、自分に合ったセルフケアルーチンを確立してみてください。
 
 
 

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