DMN|心のデザイン Vol.2「自己肯定感を鍛え続ける」

心のデザイン Vol.2

テーマ「自己肯定感を鍛え続ける」

 

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今日、自己肯定感を高めるトレーニングは、心理的なコントロール手法として企業でも活用される場面が増えてきています。

今回は、仕事に自信がないときの心の持ち方や自己肯定感の高め方についてお話し致します。

 

そもそも自己肯定感とは何か?

自分への慈しみを意味し、他者を思いやるように、自分自身のことを大切に思うことです。

仕事・プライベートに限らず、ネガティブな状況、ストレスのかかる状況でも、

前向きな気持ちを持ち続けられる心理状態を意味します。

「ありのままの自分を肯定し、受け入れられる心」

 

自己肯定感が低い人の心の状態

  • 他者の評価に対して過剰に反応する
  • 周囲と過剰に比較して劣等感・被害者意識を抱く
  • 頻繁に自己否定・自己嫌悪に陥る
  • 承認欲求が強くなる
  • 他者に依存する
  • 諦め・逃避が当たり前になる

 

このような心の状態が続くことで、ありのままの自分を受け入れられず、
周囲の評価から自分の価値や存在意義を確認するようになり、個人だけでなく組織としての生産性を下げる原因にもなります。
 

 

では、どのように自己肯定感を高めることができるのでしょうか?

  • 「私は私、人は人」と思うこと(私を主語にして自分軸で物事を考える)。
  • 「自分なり」に頑張ったことを毎日自分で褒めてあげる(自己承認)。
  •   周囲の人の良いところをリスト化する(自分の良い面は気づきにくいが、人の良いところは自分の投影である)。
  •  ネガティブな感情や出来事をありのままに書き出す(客観的に自分を分析、今後の課題を理解する)。
  •   小さな成功体験を積み重ねる

👆 Point:毎日3~5つの自分の良いところを見つけてノートに書き出してみる

 

自己肯定感を高めるメリット

  • 良好な人間関係を築け柔和で親しみやすい雰囲気が生まれる

  • 他人に振り回されなくなる

  • 失敗に強くなる

  • 幸福感が高まる

 

幸福度の高い従業員は生産性が高い

自己肯定感の高い人は、精神的に安定していて『今』に集中できるため幸福度が高いと言われています。

また、幸福学の研究では、幸福を感じている従業員は、そうでない従業員と比べると、創造性は3倍高く、

生産性が30%高いと言われています。『幸福学』(ダイヤモンド社)

 

マインドセット

個人として

自分を許し、自分に許可を与えること。自分の親友であることを日々心に置きましょう♪

そして、目標を明確にし、そのための行動を自分が自己決定しているという意識をもってみましょう。

 

企業として

プロセスや企業カルチャーがストレスの温床になっていないか今一度検討してみるのもいいと思います。

ぜひ従業員がお互いを肯定し、高め合える職場づくりを目指してみましょう。

 

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