News

2026.06.03

IMDビジネススクール藤川佳則教授と白根英昭が『宣伝会議』7月号に寄稿

 

 
3750年前の“最古のレビュー”からAI時代のCXを考える
 
紀元前1750年、古代バビロニアで一人の顧客が粘土板に苦情を刻んだ。
これは現存する最古の「カスタマーレビュー」とも呼ばれています。
 
株式会社mct代表取締役CEO/株式会社大伸社代表取締役CXOの白根英昭は、IMD(International Institute for Management Development)ビジネススクール教授・藤川佳則氏との共著で、「3750年前のレビューからAI時代へ 顧客体験の未来を考える」を『宣伝会議』2026年7月号に寄稿しました。
 
本稿は、この粘土板の苦情を起点に、3750年にわたる顧客体験の変遷を辿りながら、AI時代における「企業は何によって選ばれるのか」という問いを考察するものです。
 
 
40643-135-de5d9fea72fd7716c2438c8d71081aeb-762x1370
Photo by ジェニ, CC BY-SA 4.0<https://creativecommons.
org/licenses/by-sa/4.0>, via Wikimedia Commons
 

■顧客体験の本質を、3750年の射程で問い直す

 
記事では、AMA(米国マーケティング協会)の定義変遷、Experience Economy(経験経済)、サービス・ドミナント・ロジック(SDL)といった理論的潮流を踏まえながら、CXが単なる顧客接点の最適化ではなく、企業・従業員・顧客・社会が価値を共創するプロセスへと変化してきた過程を整理し、新たなCXの実現には新たなEX(Employee Experience・従業員体験/Enterprise Transformation・企業改革)が伴うと論じています。
また、AI時代においては個別接点の最適化以上に、「このブランドは何者か」という意味の一貫性が競争優位の源泉になると指摘。AIがブランドを評価・推薦する時代において、長期的に蓄積されたブランド・エクイティとパーパスの重要性が一層高まっていることを強調しています。


■掲載情報

『宣伝会議』2026年7月号
掲載記事:
特集2「顧客体験」を再定義する CXの質と事業成果の関係
「3750年前のレビューからAI時代へ 顧客体験の未来を考える」
著者:藤川佳則/白根英昭
URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B0G2LC72H7
 

■著者プロフィール

 
藤川佳則
IMDビジネススクール教授
 
専門は戦略、マーケティング、サービスマネジメント。一橋ビジネススクール教授を経て、2026年4月より現職。米国イェール大学、韓国ソウル大学、スイスEHL等の客員教授を歴任。約25年にわたり経営幹部育成に従事し、100社以上の企業・団体と協業。
 
 
白根英昭
株式会社mct代表取締役CEO/株式会社大伸社代表取締役CXO

2002年より企業の顧客体験デザインやイノベーション支援に携わり、現在はCXビジョン策定から組織文化の醸成まで幅広く手掛ける。著作に『いちばんやさしいCX経営の教科書 顧客体験を見直し"選ばれる会社"になる』(産業能率大学出版部)。
https://www.amazon.co.jp/dp/4382158664/