DMN Report 042:
パフォーマンス・デザイン:スピードの錯覚を利用したデザイン
読み込み時間に対するユーザーの感じ方を改善させるための、労力の錯覚と好意的なごまかしの作用を知る。
リチャード・ヤン Richard Yang (@richard.ux)
Facebook NPEのデザインリード
今回はリチャード・ヤン氏による、
ウォルマートのEコマースサイトでは、時間を1秒削るとコンバー
一部の幸運な人は高速の4G LTE接続を使えますが、世界の大半はまだ3G(15Mbps未
測定可能なパフォーマンス vs 知覚的なパフォーマンス
パフォーマンスに対処するには2つの方法があります。① 測定可能な(実際の)待ち時間を短縮する方法と、② 待ち時間が短くなったように錯覚させる方法です。
知覚的なパフォーマンスの力については、ニューヨークの古いビル
熟考の末、スタッフの一人が、
ヒューストン空港でも、
ここでの独創的な解決策では、
これらの話は、
どのパフォーマンスを改善すべきかを評価するときは、
知覚的なパフォーマンスの向上
スケルトン画面
新しいページを読み込む際には、スピナーの代わりにスケルトン画
スケルトンコンテンツ(ブロックとして表示される)は、
スケルトンコンテンツと実際のコンテンツの間でミスマッチがある
このような即時のページトランジションは、
スケルトン画面についてさらに詳しく知りたい方には、ビル・
過去のABテストの興味深い結果から:モバイルユーザーは「
滑らかなアニメーション
インターフェイスのアニメーションが貧弱だと、
アニメーションは滑らかで、60fpsでレンダリングされている
プロのアドバイス:60fpsのアニメーションを実現するには、
好意的なごまかしと労力の錯覚
ユーザーの行為に自信を持たせるために、
人は、「早いのは単純か安い」、「良いものは待つ価値がある」
例えば、ターボタックスでは、
この手法はまた、ユーザーの興奮を作り出し、
いきなり最終スコアを発表してしまうと、
「偽」のローダーや極端なアニメーションは、「労力の錯覚」
速さの錯覚
ローダの知覚性を高めるための、いくつかの興味深いテクニックが
既に決まった時間を示す直線ローダーで、
ユーザーは、プログレスバーの最初の方で部分で一時停止したり、
不定形のサークルローダでは、拍動や回転の数を増やすことで、
・ ・ ・
結論として、高速なローディング体験を設計し、
あるシナリオでは、根本的な問題は実際の読み込み時間ではなく、
・ ・ ・
この記事は、2021年7月に公開されました。
● Performance Design: Designing for the illusion of speed
https://uxdesign.cc/
(DMN編集部)
https://www.petermerholz.com
http://tinyurl.com/
https://www.youtube.com/watch?
DMNでは、他にも様々なブログを「DMN Insight Blog」にて配信しております。
定期的に記事をご覧になられたい方は、ぜひご登録をお願いいたします!
→「DMN Insight Blog」メールマガジン登録