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Written by DMN事務局
on 8月 05, 2021

What Happens When Teams Put Imagination to Work?

 

チームが想像力を働かせることで、これから何が起こるか?

 

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Part.2

マリアノ・スアレス-バタン氏の基調講演の詳細(後編)

 

誰もがリモートワークを受け入れている中で、画面越しのコミュニケーションには難しさもあり、さまざまなストレスを生み出している現状がある。しかしその逆境の中にも、トータルで見ると様々なメリットが見いだせるとマリアノ・スアレス氏は主張する。果たしてそれは何か。

 

キャズムを乗り越えるために必要なことは

 

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リモートワークのニーズが高まる今、多くの人は、どうやったら今の現状からジャンプして(キャズムを乗り越えて)、次のレベルに進めるかについて考えているという。製品やソーシャルテクノロジーの採用の壁を乗り越えるためにはどうすればいいのだろうか?

 

「そのためには、テクノロジーに精通していない人たちを支援する必要があります。

 

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パンデミック以前は、人々は「リモートワークショップ」が出てくるとは思っていなかった。ところが今は、それがあったことを喜んで受け入れている状況がある。マリアノ・スアレス氏は、この人々の反応のパターンの変化に注目している。

 

「人々はこれまで学んでいなかったことを、短時間で学び直しています。没入感のあるビジュアルワークで、集中して仕事をすることにメリットを感じています。デジタルで流動的に仕事をすることで、移動に時間を取られることもありません。」

 

 

テクノロジーが新しい働き方を実現している

 

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リモートワークには、技術面の環境が必要になる。誰もが自宅から安全に、安定して仕事ができるためには、早急な技術の標準化が求められた。

 

「技術の水準を高めるところでは、グローバル企業のIT組織がいい仕事をしていますが、IBMはすでに5年前に、技術の標準化において重要な役割を果たしていました。彼らが使っているツールのセットを公開することで、誰もが利用できるようにしたのです。」

 

「技術の核となる接続性、セキュリティ、 ハードウェア、ビデオ会議の他にも多くのものが必要になりますが、それらは私たちにとっては、単にテクノロジーだけではなく、私たちの働き方を変えることに他なりません。」

 

 

ワークショップを考え直す

 

パンデミックの中で、リモートワークをするようになると、人々は、それまであたりまえのようにしていた1日8時間、また8時間×2日間のワークショップは、実は必要ないのかもしれないと気づくようになる。

 

「以前は、メンバー全員が飛行機でフライトして集まっていたため、一緒にいる時間を大切に、最大化することを心がけていましたが、実際には一日8時間のほとんどはマフィンを食べて、コーヒーを飲んで、仲間意識や友情を構築するのに費やされていて、実際に仕事をしている時間は多くはありませんでした。」

 

「もちろんメンバーが一緒に集まることは重要ですし、私たちもそれを推奨してます。しかし、現実的には、大きなプロジェクトに取り組む場合でも、実際に全員が同じ会議やワークショップに参加するために、2週間も3週間も時間をかける必要はありません。今はその分の膨大な時間をプロジェクトに使うことができるのです。」

 

「世界中にチームメンバーがいる場合は、フライトで飛び回るのは大変ですし、時差の問題もあります。そのため、1日に2~3時間しかコラボレートする時間がとれないこともあります。リモートワークにより、人々はワークショップを分散、分離することができることに気付き始めています。ソロワークとコラボレーションワークを必要に応じて取り入れることは、時間と費用を節約することになります。」

 

リサーチによれば、フォーチュン10社のCEOグループは、パンデミックの前は1週間に1回のワークショップを開催していたが、今では1週間に7つのワークショップを開催しているという。

 

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デジタル化による可能性のひろがり

 

デジタル化がもたらす生産性の向上は、働き方に重要な変化をもたらしているという。

 

「今やデジタル化による可能性が急速に広がっています。人々はデジタル化されたメソッドを必要なときに何度でも使うことができるようになりました。」

 

「そこで重要なポイントは、ワークショップや会議では、デジタル化されたメソッドを何度も使っているので、ワークショップや会議を始めるときに、最初の30分を使って、このメソッドが何であるかを説明する必要はないことです。ツールについて事前に知っていて、実際に使って仕事をしているので、メンバーが揃えばすぐにワークを始める準備は整っています。」

 

「デジタル化されたメソッド、テンプレート、ワークフローは一度機能すれば、いつでも何度でもコピー&ペーストが可能になるため、さらに可能性は広がります。」

 

 

ツールボックス「PLAYMAKER」とリモートワークの未来

 

MURALはPLAPMAKERというツールセットを提供している。利用者は、実際に最高のビジネスで使われている様々なツールを、コピー&ペーストして、自分のツールボックスに自由に追加して使うことができるようになっている。PLAYMAKERのようなツールが活用されていくことで、マリアノ・スアレス氏はビジネスにおけるさらなる生産性の向上と、新しいリモートワークによる働き方を見据えている。

 

「私は、このパンデミックの後には、生産性の向上が起こると考えています。なぜなら、困難状況に対して、人々はさらに速く互いに学び合い、方法論をより早く受け入れるようになるからです。」

 

「一方で、リモートワークには孤独があり、さまざまな課題もあります。外向的な人はお互いに話をしたいし、内向的な人は鬱然としてしまうこともあります。そこには多くの人間的な要因がからんでいるので、人との関係を築くことができない可能性についても考慮しておかなけばなりません。」

 

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どこからでも、簡単に、コラボレーションを実現

 

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さまざまなツールをテンプレートとしていつも持っていて、それをコピー&ペーストできるようにすることで、どこからでも簡単にコラボレーションできる世界をMURALは目指している。

 

世界的なパンデミックの状況下でリモートで仕事をしたり、その方法を学んでいる人たちがいます。皆さんにはこれから、アーリーアダプターとして、このコミュニティの一員として、それを簡単にできるようにすることが重要な仕事になります。」

 

MURALではアイスブレーカーやエナジャイザーを、イマジネーションワークのためだけでなく、仕事を楽しむためにも使っているという。

 

ジョン・マエダ氏のトーク

 

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パンデミックにより会社としての大きな変化を経験したという。サービス会社として、クライアントとダイレクトに接することがあたりまえだったが、それができない今、どうしたらこの困難な状況を乗り越えられるか。事前にアーカイブされたジョン・マエダ氏のトークでは、そのあたりのストーリーがシェアされている。

 

多様なスピーカーによるトークのアーカイブ

https://www.mural.co/imagine/talks

 

 

ファシリテーションに注目する理由

 

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ファシリテーターはフルタイムの仕事としてますます人気が出てきています。しかし、コンピテンシーとしてのファシリテーションは、会議のリーダーであるあなたや私がいつもやっていることなので、そのことについて考えていないかもしれません。そのため、適切な準備をしていなかったかもしれませんし、その仕事は不得意かもしれません。」

 

MURALを始めた当初、メンバーは皆ジャズカルテットのように即興的に一緒に仕事をしていたが、それぞれのプレイヤーに対して、常に誰かが、ときには何人かの人が指導的にサポートして、違った考え方をできるように助けていたという。

 

「得意、不得意にかかわらす、チームで仕事をしている以上、ファシリテーションは欠かせません。 」

 

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パンデミックの影響で、多くのファシリテーターが苦労している中で、MURALでは、リモートファシリテーターとしての自信を高めるためのプログラムを充実させているという。そしてファシリテーターを雇用したい企業のニーズに対しては、ファシリテーターとコネクトできる大きなコミュニティーを提供している。

 

「USAA(アメリカ軍の軍人、およびその家族を対象とした金融業、保険業を専門とする会社)はフルタイムのファシリテーターを雇っていて、またファシリテーターを見つけて雇うためのプログラムを持っています。」

 

「ファシリテーターを必要とするニーズに対して、MURALはFacilitation Superpower(ファシリテーションスーパーパワー)というツールを提供しています。Facilitation Superpowerは、あなたを、あなたのチームが必要とするデザイン思考のヒーローに変身させるワークショップ管理機能セットです。」

 

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どこからでもイノベーションを起こすために

 

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リモートワークのためのメソッドやサービスが出てきているが、それらをどのようにして使いこなしていったらいいのだろうか?最後のまとめとして、マリアノ・ソアレス氏は、いま彼らが夢中になり、こだわっているいくつかのポイントを上げた。

 

「イノベーションを生み出すためには、そのためのスペースを残す必要があります。スペースがイマジネーションワークを可能にします。」

 

「さまざまなメソッドが、どこにいても想像力、コラボレーション、ビジュアルワークを可能にします。ビジュアルメソッドを使って、これからも、さらに思考のリーダーシップを発揮していきましょう。そうすれば、コラボレーションはどこでも簡単にできるようになります。プロジェクトルームに閉じこもって、そこからイノベーションを起こそうとするべきではありません。」

 

「コラボレーションをさらにレベルアップさせて、メンバーと一緒にすばらしい成果を達成するためにはファシリテーションが重要です。」

 

 「MURALはチームの創造的な問題解決活動を支援するために採用されています。ホワイトボードのツールを提供しながら、組織化の支援もしています。大規模な組織で働く場合には、ベストプラクティスを展開することが鍵になりますが、クリエイティブやイマジネーションに自信を持つことも、リモートワークに自信を持つことも大切です。」

(DMN編集部)

 

関連リンク:

MURAL Imagine
https://www.mural.co/imagine

MURAL Imagine Playlists
https://www.mural.co/imagine/talks?tab=playlist1#playlist1-tab-section

Facilitation Superpowers
https://www.mural.co/superpowers

Playmakers
https://www.mural.co/playmakers

MURAL Backstage Pass
‍https://mural.zoom.us/webinar/register/WN_qp2StlGyTyOCWOqnPPL84Q

The 7 Tools That Every Remote Team Needs

https://www.forbes.com/sites/laurelfarrer/2020/06/26/the-7-tools-that-every-remote-team-needs/#6e48808e31cb


‍MURAL Templates
https://www.mural.co/templates

LUMA Anywhere
https://shop.luma-institute.com/

 


 

MURALとは

ビジュアルコラボレーションに特化したソフトウェアのスタートアップであるMURALは、今年の1月にそれまで集めた資金の10倍となる2300万ドルのシリーズAラウンドの資金調達を完了したと発表し、市場の注目を集めた。

本社はブエノスアイレスとサンフランシスコにあり、カリフォルニア、コロラド、シアトル、オレゴン、ニューヨーク、マイアミ、スペイン、ドイツ、イギリス、オーストラリア、オランダなどグローバルに拠点を持つ。

MURALはリモートワークフレンドリーなサービスとも言えるツール。ワークプレイスコラボレーションソフトウェアでもあり、シンプルでデザイン性の高いUIが特徴。実際の共同作業においては重要になる「ファシリテーション」を重視していて、そのあたりが同じくリモートコラボレーションツールとして利用者も多い「Miro」と異なるコンセプトを持っている。「Mural」は英語で「壁画」という意味。

 

MURAL Imagineとは

MURALが開催しているイマジネーションワークとリモートコラボレーションの未来を探る複数週間のイベント。

このイベントは、12週連続で開催され、ジョン・マエダ氏を始め、44人のエキスパートスピーカーが参加し、34のトークセッション、16のインタラクティブワークショップが行われます。

 

 

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