多くの企業でCX(顧客体験)の重要性が認識される一方、その取り組みは部門ごとに分断され、部分最適な施策にとどまるケースが少なくありません。
その背景には、CXの知識不足ではなく、従来の組織構造や評価制度、成功体験などに起因する「組織の壁」があります。顧客起点で経営を変えようとしても、部門間の連携不足や既存の業務プロセスが障壁となり、全社的な変革へ発展しないことが多く見られます。
『いちばんやさしいCX経営の教科書』をもとにした講演や、「CX経営サバイバルゲーム」の参加者からは、「考え方は理解できたが、自社でどのように実践すればよいのかをもっと深く学びたい」という声が数多く寄せられてきました。
こうした課題を背景に、本講座では実践型プログラムを通じて、組織で実践できるCX経営を学びます。
講座の特長
本講座では、『いちばんやさしいCX経営の教科書』で提唱する「CX経営」の考え方をベースに、組織を動かすための実践手法を学びます。
特徴は次の4点です。
- パーパスから一貫したCXビジョンを策定する方法を学ぶ
- 「組織行動・デザイン・オペレーション・デジタル・脱学習」の5つの力を体系的に習得する
- 自社のCX経営成熟度診断を実施し、現状を客観的に把握する
- 自社を題材に改善テーマを整理し、具体的なアクションプランまで作成する
知識の習得だけでなく、自社で実践を始めるための第一歩を持ち帰ることを目的としています。
講師コメント
これまでの講演やワークショップで、Q&Aで最も多く聞かれたのは、CXを実践するための手法そのものではなく、組織をどう動かせばいいか、という質問でした。CXの手法を理解しても、組織を動かす段になると誰もが立ち止まる。本講座は、その『止まる場所』に一つずつ答えを用意する形で設計しました。受講後、『何から始めればよいか』が明確になり、翌日から行動に移せる講座を目指しています。
白根英昭
到達目標
顧客体験(CX)の本質を理解し、「組織行動」「デザイン」「オペレーション」「デジタル」「脱学習」の5つの力を活用したCX経営の実践方法を習得します。
さらに、自社のCX成熟度を診断し、組織課題を踏まえた具体的な施策を策定できる状態を目指します。
このような方におすすめ
- CX・マーケティング・ブランド・CS・経営企画などで変革を推進している方
- 部門間の壁によりCX施策が思うように進まない方
- EXの取り組みを経営成果へ結び付けたい人事・経営企画担当者
- 自社のCX成熟度を客観的に把握し、次の一手を明確にしたい方
スケジュール(全6回)
回 日程 テーマ
第1回 2026年10月22日(木)15:30-17:30 CX経営の本質と実践の障壁を体感する
第2回 2026年10月29日(木)15:30-17:30 パーパスから一貫したCXビジョンを策定する
第3回 2026年11月5日(木)15:30-17:30 CXとEXの循環サイクルを組織に組み込む
第4回 2026年11月12日(木)15:30-17:30 インサイトから顧客行動を変えるデザインを学ぶ
第5回 2026年11月19日(木)15:30-17:30 ROXで体験価値と財務成果を直結させる
第6回 2026年11月26日(木)15:30-17:30 成熟度診断から自社のCX経営を始動させる
開催概要
講座名 CX経営実践講座(講師:白根英昭)
講座シリーズ 早稲田大学日本橋リカレントゼミナール
開催期間 2026年10月22日(木)~11月26日(木)全6回
時間 各回15:30~17:30
会場 早稲田大学 日本橋キャンパス(COREDO日本橋5階)
定員 20名
受講料 99,000円(税込)
申込期限 2026年10月21日(水)13:00