GSユアサ様|カードゲームで学ぶ「中期経営計画」

#組織デザイン #学習体験デザイン #カードゲーム開発
【株式会社GSユアサ 産業電池電源事業部】様において、中期経営計画の内容を現場の従業員の方々に理解してもらうべく、学習用のカードゲームを制作しました。

本件は、株式会社GSユアサ 産業電池電源事業部様における「オリジナルゲーム開発プロジェクト」です。同社は、mctのグループ会社である大伸社コミュニケーションデザインのクライアント企業であり、ゲームを活用した教育プログラム開発にノウハウを持つmctへご相談いただいたことから、本プロジェクトがスタートしました。
中期経営計画は企業にとって大切な指針である一方、現場の従業員にとってはやや遠い存在になりがちです。そのため、一人ひとりが中期経営計画の全体像を理解するとともに、自身の業務とのつながりを認識することが重要です。また、同社は多岐にわたる事業を展開しており、事業間の関係性や自部門以外の事業戦略への理解を深めることも求められていました。
こうした理解を、実際の経営の意思決定を体験しながら深められるよう設計したのが本ゲームです。中期経営計画の達成を左右するリスクやチャンスとなるさまざまなイベントを擬似的に体験しながら、プレイヤー自ら投資方針を立て、事業経営を進めていきます。
経営のリアルを再現したゲーム設計
こうした複雑な構造を持ちながらも、プレイヤーが楽しみながら意思決定できるよう、ルールや数値バランスは何度も試行錯誤を重ねながら設計しました。経営シミュレーションとしてのリアリティと、ゲームとしての面白さ。その両立にこだわったゲームデザインとなっています。
前向きな学びを実現する、遊び心のあるプレイキット
また、実際にカードを操作しながら進めるアナログな体験は、経営判断の手応えやリアリティを生み出します。参加者同士で議論しながら試行錯誤を重ねることで、経営をより身近なものとして捉え、中期経営計画を自分自身の業務と結び付けて考えられるようになります。
今回のゲーム開発の背景には、mctが大切にしている「学習体験デザイン」という考え方があります。知識を一方的に伝えるのではなく、体験を通じて理解や気づきを生み出すことを重視するアプローチです。経営のリアルを再現したゲーム設計と、前向きな参加を促すプレイフルなデザイン。その両方を組み合わせることで、参加者は中期経営計画を単なる情報としてではなく、自ら意思決定し、その結果を体験するプロセスを通じて理解することができます。
ーVoice

芝 貴子 さん
株式会社GSユアサ 産業電池電源事業部 事業企画本部 事業戦略部 課長
中期経営計画を従業員一人ひとりの業務と結び付けて理解してもらうことは、以前から事業部の課題でした。今回の取組では、戦略や事業の方向性を一方的に伝えるのではなく、体験を通じて考える機会をつくることを目指しました。テストプレイでは、事業部長と従業員が同じテーブルで戦略を紐解き、約30分という短い時間の中でも活発な議論が生まれました。mct様の支援により、中計浸透に向けた新たなアプローチを形にできたと感じています。

森 らん さん
株式会社GSユアサ 産業電池電源事業部 事業企画本部 事業戦略部
今回制作したゲームでは、事業を取り巻く機会やリスク、中期経営計画で掲げる戦略や事業の方向性をイベントカードとして表現しました。コンセプト設計では何をゲームに盛り込むべきか、制作段階では経営判断の難しさをどう分かりやすく表現するかに苦労しました。また、両社でディスカッションしながら改善を重ねたことで、戦略を身近に感じられる内容に仕上がったと考えています。複雑なテーマをゲームとして成立させるために伴走いただいたmctの皆さまに感謝しています。
Project member
アカウントディレクター:石井 啓介(大伸社コミュニケーションデザイン )
ディレクター/エクスペリエンスデザイナー:米本 明弘
デザインリサーチャー:相馬 未奈
グラフィックデザイン/エクスペリエンスデザイナー:吉田 妃那
本ゲームの開発は、弊社CEO白根の著書『いちばんやさしいCX経営の教科書』の内容を凝縮した体験型ゲーム「CX経営サバイバルゲーム」に着想を得たGSユアサ産業電池電源事業部さまからお声がけをいただき、プロジェクトが始まりました。
書籍を読んでも認識が揃わない、現場での実感が遠い、そもそも時間がかかる⋯⋯。そうした状況を踏まえ、15分という短い時間で現場のリアルを体感できるツールとして制作されたCX経営サバイバルゲーム。詳細はポータルサイトをご覧ください。
https://mctinc.jp/cxmgame
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