UX & Product designer Marcelle Saulnier-Holland
UX for a global audience: how to map cultural needs beyond language<Part 2>
UXへの示唆を見極める
文化的な共通点と相違点を特定したら、
私たちは、「望ましい」「役に立つ」「使いやすい」「
- 望ましい=ブランド:指数が_________の国において、
どのようなUX特性が感情的な繋がりを生むのでしょうか?
- 役に立つ=意思決定: 指数が_________の国において、
ユーザーはどのような基準で貴社の製品・ サービスの有用性を評価するのでしょうか?
- 使いやすい=構造: 指数が_________の国において、
ユーザーはどんな情報構造を好むでしょうか?
- 信用できる=発信者: 指数が_________の国において、
最も効果的なメッセンジャーは誰でしょうか?
これをPDI値に当てはめるとどうなるのでしょうか。例として、
望ましい
ブランドを望ましいものにするために、PDI値が高い国は、
役に立つ
PDI値が高い国のユーザーのための意思決定基準は、
使いやすい
PDI値が高い国のユーザーにとって好ましい情報構造は、
信用できる
PDI値が高い国では、当局、政治的リーダー、
この記事の残りの部分では、UXの意味合いを読みやすく、
権力格差 UXへの示唆
集団主義/個人主義 UXへの示唆
男性性/女性性の UXへの示唆
不確実性の回避 UXへの示唆
短期志向/長期志向のUXへの示唆
快楽の追求度 UXへの示唆UXへの示唆 ー 集約文化
先ほどの例では、4つの国のスコアを平均し、日本の高いMAS値を考慮しましたが、UXの意味合いは次のようになります。基本的には、「男性性/女性性」と「集団主義/個人主義」を除く各カルチャーディメンジョンについて、両極端の間で差をつけることができます。つまり、「権力格差」「快楽の追求度」「短期的/長期的」「不確実性の回避度」を見て、両極端の中間がどのようになるかをあなたの裁量で判断することができるのです。
このMAS値の意味するところは、
同様のプロセスが、残りの5つの文化次元にも適用されます。
プロジェクト要件とビジネスゴールを適用する
ここまでは非常にハイレベルな分析でしたが、
プロジェクト要件
プロジェクトワークが得意とするところなので、
前回と同様に、5つの文化次元のそれぞれについて、
ビジネスゴール
ビジネスゴールを考慮することは、
これらは、
- そのブランドにとって、
サイトはどの程度ローカライズされるべきか?
あるブランドは、
一方、ロレックスのような高級ブランドでは、
- 各国のユーザー数はどの程度か?
たとえ、
- 国別普及率の今後の目標は?
一方、
- ローカライズされたUXの戦略をとる余裕があるのか?
上記のことがすべてうまくいったとしても、
プロトタイピング、テスト、予算管理
冒頭で、
例えば、
MAS値のUXについて断定的な意見を述べ、
リクルートメント: 調査結果を検証するのに十分な数のターゲット市場を、
刺激:結果を比較するために、2つ(またはそれ以上)
しかし、
予算
この種の分析に予算を割く場合、
調査時間については、基本的な分析であれば、
もし、クライアントが定量的な厳密さを求めるのであれば、80~
もちろん、これは複雑さの度合いや、
意味合いを理解するために、
文化的なUXキューを完全に間違えて、
・・・
デジタル体験が事業運営に欠かせないものとなり、
英語版参照元:
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