DMNでは、2013年に「VIABLE DESIGN」をテーマにした全3回のケーススタディを開催しま
「VIABLE」には「生存できる」
川上典李子さんはこれまで、デザイン、ビジネス、社会・
「VIABLEとは何か?」という川上典李子さんの問いは、
「What is VIABLE?」
全3回/川上典李子さんと一緒に学ぶ「VIABLE DESIGN」ビジネスパースン&クリエーターたちへの指針
ー川上典李子さんのコメントー
VIABLE DESIGNが重要な意味を持つ
私は、アクシスの編集部におりまして、独立した後、雑誌、
今回のセミナーについてお話しします。
本日、
今回は、「VIABLE DESIGN」の視点、手法などについて、
第3回目は藤原大さん。ISSEY MIYAKEのクリエイティブディレクターとして、
これら3つのケースは、国家のような大きな組織というよりも、
ー横山いくこさんの講演ー
EICを始める経緯
Editions in Craft(以下、EIC)の話を中心に「VIABLE DESIGN」についてお話ししたいと思います。まず、
1990年代には現代アートの大きなムーブメントとしてRela
そのような流れの中で、2008年にオランダ人のキュレーター、
ディスカウント・カルチャー
現代のクラフトにおける大きな課題は、
日本でクラフトというと作品そのものですが、
私たちが使っている「VIABLE」の意味は、
EICのプロジェクトを始める前に、
①クラフト・レボリューション
2000年代に入って、手仕事、スローライフ、
2000年代にデザインアートというのが流行って、
②アウトソーシング
ヨーロッパでは、産業革命の後に手工芸が発展しました。
現在においては、ウェッジウッドはコンサバに見えますが、
2012年11月、バングラデシュの繊維工場で火災があって、
③スーベニア
スウェーデンでも伝統的なクラフトは消えつつあり、
土産品とアウトソーシングの悲しい結果は、
④エシカル・ブランディング
これはIKEAが数年に1回開催するコレクション。
ケーススタディをしてきたときに、「ギルトレス・
ケイトのプロジェクト
EICには、現在3つのプロジェクトがあり、2つは南アフリカ、
ここで暮らしているのはズールー族。
この地域では一夫多妻制が認められていて、
女性たちは、
それから、ビーズは、彼女たちの伝統では重要な材料です。
そのようなクラフト品があるわけですが、
BCXSY&Siyazama
まず、私とレネーの2人で南アフリカに行って、
その1年後に訪問すると、
BCXSYが提案したアイデアは、
おばちゃんたちは、試行錯誤した結果、
この作品、「コイルド(Coiled)」
今のところ、売るチャンネルとしてはホームページがあります。
Front & Siyazama
それから、デザイナー、Frontとのコラボを進めました。
「私の夫が唯一した悪いことは、他の妻を持ったことです。
楽しい話もありますが、何か伝えるとなると、
フラワーベースの網を作るのが南アフリカで、
ガラスをネットの中に吹いている様子の動画を紹介します。
このプロジェクトでは、
デザイン、クラフトということではなくて、
現在は、作品が売れ始めたので、その分で次の花瓶を注文できる、
Farmer's Gold
南アフリカのプロジェクトをしていると、
スウェーデンのクラフトで何かできないかと探したところ、
ある女性がオスロへ行く途中に、
もう1つは、その女性が村に帰って結婚して、
そのような歴史話が面白いと思いました。
藁細工の帽子の生産は1920年代に終わり、
藁細工はユニバーサルなもので日本にもあります。
ダルスランドの学校にクラフト道具がいっぱいあるので、
ワークショップの時点ではプロトタイプだけでしたが、その後、
ウールを編み込んだ帽子、スツール、ブーツ、
<参加デザイナーと作品>
●Katja Petterson
この藁のプロジェクトは、
後半に続く...
次回は横山いくこさんの講演の続きと、
(文責:DMN/編集部)
GUEST PROFILE
川上典李子さん
デザイン誌「AXIS」編集部を経て1994年に独立、
各国での展覧会の企画にも参加しており、一例に「
グッドデザイン賞の審査員をはじめ、デザイン、アート、
横山いくこさん
M+アクティング・リード・キュレーター
2016年より香港在住。2020年開館予定の美術館M+
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