~ビジュアルデザインの思慮と感性~
「WOWが目指すのは、時代を敏感に反映させながらも、
東京と仙台、
デジタルがコミュニケーションを大きく変えた今でも、
WOWの仕事はビジュアルデザインを中心にしながら多岐に及び、
DMNでは2014年2月に、ビジュアルデザインの分野で、
この《「伝える作法」プレミアムレッスン》では、
「伝える作法」プレミアムレッスン by WOW
WOWのコミュニケーションが素晴らしいのは、なぜだろう?
はじめに
今日は伝える作法というテーマで、
これから、自己紹介、伝える、ことばとしぐさ、視覚、
自己紹介
WOWの歴史
私は現在、
WOWという会社は1997年、
WOWの仕事の中心はモーショングラフィック。
もう1つ柱になっているのがインスタレーション。
WOW紹介ムービー
WOWがどんなことをやっているか、
オリジナルワークス
オリジナルワークスといって、
その延長でインスタレーションにたどり着きました。あるとき、
工場と遊園地
これは2008年に作った「工場と遊園地」という作品です。
世界観を説明なしに伝えられて、自然に遊べて楽しめるもの。
そのときのビジュアルを評価していただいて、
伝える
時限爆弾
伝えるのは難しいと感じています。そこで、
いろいろな答があって面白いんですが、
○と×も書いた人もいました。これも混乱します。
誰が誰に伝えるのか
私はいつも何かアイコンを作ったり、シンボルを作るときに、
伝える先というのが誰かによって変わってくる。こちらの人から、
WOWという会社では魅力的でふさわしい表現が要になっているの
ことばとしぐさ
言語情報と印象
ここで重要なのは言語の情報と印象です。それが怖いものなのか、
お互いのメンタルモデルが一致して意図やコンセプトが伝わっても
言語情報の例
さきほど言語の情報と印象の両方を伝えることが重要だと言いまし
もう1つ例があります。これはコントで、
●コント映像概略
(※メールでやりとりしている2人。メールの抜粋)
小島「でんぱくどうの小島です。この前はお疲れ様でした」
渡部「こちらこそお疲れ様でした」
小島「渡部さんの企画、最高でしたよ」
渡部「今度、乾燥機貸してください(かんそうきかしてください)
小島「そういえば、
渡部「木の精でした(きのせいでした)」
良い誤解か悪い誤解か
今、皆さん笑ったと思うのですが、実は、
さきほどの赤ちゃんとまったく逆ですが、
コピーとビジュアルがずれていたりとか、ちぐはぐだったりとか、
立川談志が「人間関係は良い誤解か悪い誤解かしかない」
ことばで伝えるもの
ことばの情報はバーバル。しぐさの印象はノンバーバル。
パントマイムをやる方が話していたのですが、
言葉からビジュアルを創る
仕事としてはビジュアルのデザインを本業としているが、
もう1つ、その余波なのか、書籍のアーカイブをしています。
常に自分の書籍だったり、
言葉の限界
言葉を集めれば集めるほど、
言葉を使っている以上、言葉という思考ツールなので、
言葉にしかできないことがあるし、
無意識に伝わるもの
言葉では伝えられないものの中には世界観があります。
ここでしぐさと言っているのは人間のしぐさだけではなくて、
非言語のほうが非常に強く認識されるケースがあると思います。
メラビアンの法則
話し手の印象についてですが、話の内容は7%しかなくて、姿勢、
それを私たちの仕事に割り当てると、ビジュアル、モーション、
クライアントの方が素晴らしいメッセージを持っていても、
私たちのやっている仕事の中の大きい要素として、
2つのテレビCM
ここで、2つのテレビCMを見ていただきたい。
●眼鏡市場古谷一行さんによるテレビCM(1分)
「眼鏡市場さん。本当にレンズ代込みで、1万5千円なんですか」
「はい」
「私の遠近両用は、すごく薄いやつなんですけど」
「大丈夫です」
「私はすごく度が強いんですけど」
「ご安心ください。超薄型ですと、
「そうなんだな。眼鏡市場」
・・・・・・
(以上ビデオ)
情報がぎゅーと詰まっていると思います。
●Zoff 水原希子さんのテレビCM(1分)
映像は、音楽をバックに女の人が街を歩いたりしている。
(以上ビデオ)
まったくテキストを使わないコマーシャルもありますから、
これを授業で見てもらって学生に感想を書いてもらったところ、
表現というのは、
Zoffは直接的な売上というよりも、
言語と非言語情報の最適なバランス。
後編に続く…
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