Service

デザインインサイト

顧客の心理にある見えないインサイトを明らかにし、
製品・サービスの開発・改善を支援します。

現代の市場では、顧客のニーズや期待が急速に変化・複雑化しており、企業はその変化に迅速かつ的確に対応する必要があります。しかし、多くの企業は顧客が持つ潜在的なインサイトを見逃しがちであり、その結果として市場での競争力を失うリスクがあります。
こうした課題を解決するため、mctは顧客のさまざまなインタビューリサーチメソッドを用いて顧客の深層心理を調査・分析し、企業に求められるインサイトを提供します。これにより、企業は顧客の隠れたニーズを正確に把握し、問題解決に直結する製品やサービスのアイデアを創出することが可能になります。
インサイトの重要性は、単に顧客満足度を向上させるだけではありません。顧客の本質的なニーズを理解することは、競争の激しい市場において他社との差別化を図るための鍵となります。顧客の期待を超える製品やサービスを提供することで、企業はブランドロイヤリティを高め、長期的な顧客関係を構築することができ、また正確なインサイトに基づいた戦略的な意思決定は、リスクを最小限に抑えながら新しい市場やビジネスチャンスを開拓するための指針となります。


Service
デプスインタビュー

20年以上のプロジェクト経験を通して、mctのデプスインタビューはユーザインサイトを深く探索するためのさまざまなノウハウを蓄積してきました。発言を深堀りし真相へと迫るラダリングテクニックや投影法、インタビューを効率化する事前課題のデザイン、目的に応じて使い分けるインサイト分析手法など、課題に最適なリサーチをデザインし、今日から活用できるインサイトを提供しています。
これまでmctはデプスインタビューを用いて、大手消費財メーカーの新商品開発、自動車関連のプロダクトデザイン、大手食品系メーカーの新商品開発、医療系メーカーの施策開発、BtoB企業のプロモーションデザインなどの支援の実績があります。

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プロセス&アプローチ
1. リサーチデザイン
インサイト獲得を効率的に実現するために必要なメソッド選定と組み立て。

2. デプスインタビュー実施
セグメントあたり5~7名の規模感で、デプスインタビューを実施。

3. 分析(インサイトソーティング)
解釈とリフレームを繰り返しながら、調査結果(ファクト)から深いインサイトを発掘。

4. ペルソナ&カスタマージャーニー
インサイトを企画用ツールとしてビジュアライズ。

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ZMET

ZMET(Zaltman Metaphor Elicitation Technique)は、ハーバード大学名誉教授のジェラルド・ザルトマン博士が考案したインサイト調査の手法です。消費者が言葉で説明できない考えや感情を引き出すために、イメージとメタファーを使用する独自のデプスインタビューを行います。
ZMETの背景には、消費者の意思決定プロセスが単なる論理的な思考だけでなく、感情や無意識の影響を大きく受けるという理論的背景があります。ZMETを通して、従来のアンケートやインタビューでは捉えきれない消費者の真の動機や欲求、価値観をより深く掘り下げることが可能になります。
mctはZMET提供できる国内唯一の企業として、大手食品系メーカーのブランド構築、大手医療関係メーカーの製品ロゴデザイン等のプロジェクトでZMETを提供しています。

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プロセス&アプローチ
1. ZMETインタビューの実施
画像5~7枚を用いたStory Telling、五感を用いて深堀理を行うSensory Images、参加者に物語を語らせるVignette等を含む、2時間に渡るZMETインタビューを実施。

2. ZMET分析
画像分析、Map分析、ディープメタファー分析等の複数の切り口で、消費者の頭の中にある概念構造を解明する。

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コ・クリエーションワークショップ

コ・クリエーションワークショップは、ユーザーとデザインリサーチャーが共同で未来のニーズを創出するための革新的な手法です。リズ・サンダースが提唱したこのアプローチは、ユーザーを単なる実験対象としてではなくデザインパートナーとして迎え入れることを重視し、参加者全員の創造力を高め、ユーザーが本当に求めていることを探索し、共に問題解決を行うプロセスです。そのため、コ・クリエーションワークショップでは、ユーザーとデザインチームが対等な立場で協力し合い、未来の製品やサービスのビジョンを共に描くことが求められます。
mctはコ・クリエーションワークショップの手法を用いて、これまでに大手消費財メーカーの新商品開発、大手医療関係メーカーのサービス改善等の支援を行っています。

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プロセス&アプローチ
1. コ・クリエーションワークショップの実施
メーカー、リサーチャー、ユーザの三者に集まっていただき、コ・クリエーションワークショップを進行。2~3時間の中で創造と探索を繰り返す。

2. コ・クリエーションワークショップ分析
同ワークショップで創り出されたアイデアを並べるだけでなく、そこで得られたユーザインサイトを分析・提示する。それにより、アイデアの修正、及び、さらなる新しいアイデアの創出が可能となる。

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