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いちばんやさしいCX経営の教科書

著者について
 
この本に興味を持っていただき、ありがとうございます。私は1963年生まれで、大阪で育ちました。同志社大学では美学・芸術学の専攻でしたが、学生時代に偶然ピーター・ドラッカーの『抄訳マネジメント』を読んだことは、振り返ってみても非常に幸運だったと思います。同じ頃に読んだ『パパラギ』も思い出深い一冊です。南太平洋サモア諸島の酋長「ツイアビ」が西洋的な「進んだ社会」の前提を疑問視する語り口が痛快で、その時の「脱学習」体験が、自分の考え方に大きな影響を与えているような気がします。
 
ドナルド・ノーマンの『誰のためのデザイン』を読んだのは、大学を卒業し、株式会社大伸社に入って数年が経った頃です。その後、人間中心デザイン手法を提供する部門を率いることになり、その部門が分社化して株式会社mctになりました。現在もmctの一員として、様々な企業のCX向上やイノベーションを支援する仕事に取り組んでいます。
 
 mctは、Method(方法論)、Creativity(創造性)、Teamwork(チームワーク)の略です。私は、Method(方法論)を持つことはとても重要だと考えています。mctでは、CX経営やデザインの専門家から様々な方法論を学び、その学びがこの本の随所に反映されています。
 
 

ハーレー・マニング氏(『Outside In』著者、CX経営の理論的基盤を確立)

ヴィジェイ・クーマー教授(『101デザインメソッド』著者、デザインイノベーションの方法論を体系化)

ジェラルド・ザルトマン教授(『心脳マーケティング』著者、ZMET手法を開発)

ルイス・カーボーン氏(『Clued In』著者、CXデザインの実践的基盤を構築)

リズ・サンダース准教授(『Convivial Toolbox』著者、Design by Peopleの提唱者)

ロベルト・ベルガンティ教授(『デザインドリブンイノベーション』著者、意味のイノベーションの方法論を確立)

 
Creativity(創造性)については、サービスとしてCreativity(創造性)を提供している多くのプロの方々とは少し違った考えを持っています。すべての人にCreativity(創造性)がある、というのが私の立場です。そして、人間はCreativity(創造性)を発揮すると嬉しくなる生き物だと思っています。ですので、仕事ではプロジェクトに参画する全員がCreativity(創造性)を発揮できるようにすることが自分の役割だと考えています。Teamwork(チームワーク)は、これからの働き方の核心になっていくと思います。人間は本質的に他者との関係性の中で自分自身を理解し、成長する存在です。共通の目的を持ち、他者と協力し、相互に認め合うことで、自己実現に近づいていきます。
 
これからもmctの一員として学び、mctのバリューである「Unique Works by Ordinary People(普通の人々による非凡な仕事)」を皆さんと一緒に生み出していきたいと思っています。
 
                                                             白根英昭
 
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