2021.05.07
Blog|働く場所のバリエーションを増やそう
こんにちは、mctの米本です。
先日、あるメディアの記事で“働く場所”に関する興味深い研究結果※が示されていました。その研究によると「仕事で利用する場所(ワークプレイス)のバリエーションが多い人ほど、パフォーマンスが高い」という傾向が見られるとのことでした。私自身、より集中できる環境で働くためにオフィスや自宅だけでなく、それ以外にもいろいろな場所で仕事をしています。今回のブログでは自分が日頃利用しているワークプレイスやその働き方について整理してみました。
※: HUMAN FIRST研究所「新しいオフィスの在り方や価値に係る調査研究
家で仕事をするのは難しい
そもそも様々な場所で仕事をすることになった背景にあるのは、「家で仕事をするのは難しい」ということです。我が家は東京都内の賃貸マンションで、そこに家族4人で住んでいます。当然、仕事のための部屋などを作るスペースはありません。仕方なく家で仕事をする際にはダイニングテーブルなどを使うことになりますが、朝は小学校や保育園に行く子供たちの送り出しでバタバタ、夕方頃には子供たちが帰宅してガヤガヤと、実質的に家で仕事をできる時間はそう長くはありません。「リモートワークは家で子供の面倒も見られて便利」と言われることもありますが、現実は全く異なります。このことは、コロナ禍で在宅ワークを経験した多くの皆さんが感じていることではないでしょうか。ワークスペースの選択肢を増やすことは、単に目的に合わせて最適なワークスペースを使い分けるということだけではなく、仕事に不向きな自宅を我慢して使うという状況から逃れられるという側面からもとても大切だと思います。
意外と仕事ができる場所はたくさんある
前述のような理由で、家の外に働く場所を求めるようになったわけですが、探してみると意外と多くの選択肢があります。最も身近なのはカフェです。そこは都内だからこその良いところなのですが、自宅の最寄駅周辺にもスタバ、マック、ケンタ、ドトール、コメダ、ミスド、モス、ロッテリア、、、とたくさんのカフェがあります。最近は電源が取れたり、wifiが飛んでいるカフェも多く、コーヒー一杯の数百円で仕事ができるのはとても便利です。また意外と盲点なのがファミレスです。特にすかいらーく系列のファミレス(ガストやジョナサンなど)には、多くの店舗で全席に電源とwifiが配備されています。日替わりランチとドリンクバーをオーダーして、昼食を取りながら広いテーブルでゆったりと仕事をすることができます。
そして、オンラインセミナー配信などの際に便利なのがホテルのテレワークプランです。コロナ禍で一般の旅行客が減っていることから、多くのビジネスホテルが日中利用のプランを提供しています。カフェやファミレスに比べると少し費用はかかるので日常使いというわけにはいきませんが、完全個室なのでオンライン配信のスタジオ代わりとして使うのに重宝しています。また同様にネットカフェやカラオケルームなども日中の個室利用ができる店舗があり、ワークスペースの一つの選択肢になります。ワークスペース専用の個室ボックスを提供するサービスなども増えてきていますが、ホテルやネットカフェ、カラオケルームなど身近にある施設を賢く使うのも、ワークスペースのバリエーションを増やすコツだと思います。
…と、ここまで書いてきましたが、機能的に仕事ができる環境が整ったとしても、その働き方が良い体験かどうかはまた別です。カフェやファミレスでは様々な客層の方がいて集中できないこともありますし、ネットカフェの個室にこもって仕事をするのは決してワクワクするような楽しい働き方ではありません。個室や電源・wifiといった機能面だけでなく、精神的な快適さも考えながら、目的や気分に合わせてワークスペースを選ぶことが大事だと思います。
働く場所を増やすためのツール
そして最後に紹介するのが「ツール」です。働く場所の選択肢を増やしていくためには、さまざまな場所で仕事ができるようにするためのツールの存在が欠かせません。以下に私が使っているツールを挙げてみました。
◯ テザリング用のスマホ
まだまだwifiが飛んでいない場所はたくさんあります。テザリングは外で仕事をするための必須ツールですね。ちなみに私は、Y!mobileのシンプルLプラン(月25GB/4,158円)を使っています。
https://www.ymobile.jp/plan/smartphone/
◯ ノイズキャンセリングアプリ
カフェやファミレスなどでオンラインミーティングをする際に便利なのがノイズキャンセリングアプリです。周囲の雑音を消してくれて快適にミーティングできるので、こちらも必須ツールだと思います。使っているのはKrispというアプリです。
https://jp.vcube.com/form-inquiry-md11-krisp.html
◯ マイク付きヘッドセット
また上記のノイキャンアプリに加えて、マイク付きヘッドセットもあったほうがベターです。ゲーミングヘッドセットでたくさん種類があります。私はHyperXの製品を使ってます。
https://www.hyperxgaming.com/jp/headsets/cloud-stinger-core-pc-gaming-headset
◯ モバイルバッテリー
最近はリモートワークをする人が増えたことで、カフェの電源席もめちゃくちゃ競争率が高くなった気がします。そもそも電源席のないカフェもまだまだ多く、モバイルバッテリーがあるとすごく安心です。私はAnkerのバッテリーを使ってます。
https://www.ankerjapan.com/category/BATTERY/
◯ Webカメラアプリ
こちらは必須ではありませんが、イベント配信などで映り方をちょっと工夫したいな、というときに便利です。外付けのwebカメラもたくさんありますが、持ち歩くことを考えるとスマホカメラをそのままwebカメラとして利用できるアプリは荷物が増えないので助かります。私はEpocCamというアプリを使っています。
https://www.elgato.com/ja/epoccam
これらのツールを揃えると、なんと屋外でも仕事ができるようになります(笑)。リモートワークではどうしても室内にいることが多くなりがちなので、リフレッシュするという意味でも屋外で仕事をするのは良い気分転換になります。もし上記以外でも皆さんが使っている便利なツールがあったらぜひ教えてください。
またmctでは、イノベーション創出のための新しいワークスタイルやチームワークのあり方を考えるコミュニティ<Playful NetWork>の運営も行っています。こちらにもぜひご参加ください。
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Akihiro Yonemoto
株式会社mct エクスペリエンスデザイナー/ストラテジスト
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