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3 26, 2024 08:00 Blog|宿も?料理も?  サスティナブルな合宿体験記

 

サステナ合宿 (2)

 

サスティナブル経営ユニットは、2月某日、大阪市内でチーム合宿を実施しました!今日はその様子を写真盛り盛りでレポートします。

合宿用に作成したパンフレット

今回の合宿の目的は大きく二つ。

1. サーキュラーワークショップのプロトタイピング
2. 対面でのチームビルディング   

我々のユニットがmctに発足して1年以上が経ち、今回が初めての集い。
普段はリモートワークのため、なんと直接会うのが初めてのメンバー同士もいました!

ワークショップのプロトタイピング

東京メンバーも大阪オフィスに続々と集まり、はじめに「サーキュラーワークショップ」の体験をします。

現在サスティナブル経営ユニットでは、
既存のビジネスのバリューチェーンを見直し、サーキュラー(循環)型にすることで、地球や人間以外にも配慮した施策のアイデアを考えるためのワークショップを開発中です。チームで話し合いながら、手と頭を動かします。

オフィスにてワークショップの様子1

アイディエーション中には、時折、笑いも起こります。
サーキュラーな施策を考えるとき、真面目になり過ぎてもいけません。これまでになかったアイデア発想するために、視点を広げることが大事です。

オフィスにてワークショップの様子2

このように、企業様と一緒に本質的にサスティナブルに取り組めるようなワークショップを急ピッチで準備中です。詳細は追って、発表します。

築100年の長屋再生ホテルへ宿泊

ワークショップ後、オフィスを後にして、みんなで本日の宿に向かいます。

移動中に猫発見

そして本日の宿は、こちら〜。大阪生野にある長屋を改装した一棟貸しホテル 「CONTEXTED Osaka」です。宿のコンセプトもこの合宿にぴったり。

昔ながらの “大阪らしい長屋のある風景” を、
これからも楽しむことができたら。
作っては壊す、そんな大量消費の時代から、
新しさを取り入れながら、古くて良いものを
大切に紡いでいく時代に変えていけたら。そんな想いを持って、
わたしたちは長屋の再生に取り組み、ご家族やご友人と、
大阪の下町で暮らすように時間を過ごせる、
一棟貸しの宿泊施設としてオープンしました。

宿に到着

宿に入ると、各々が自然にルームツアーを始めました。長屋の梁や壁はそのままに、蜂の巣のようにベットルームがついていて、日本文化とモダンさが融合した遊び心ある内装でした。

ルームツアー中

サスティナブルCooking でチームビルディング

さて、次のアクティビティは、宿のキッチンで料理を作ります。

テーマは「サステナCooking !!!」各々の考えるサスティナブルな料理を一人一品ずつ振る舞います。

まずは、みんなで近所のスーパーへ食材の買い出しに向かいます。

徒歩5分の地元スーパーへ

買い出しから戻り、朝から頭を使っていた我々はお腹ぺこぺこ。

そんな中、食材を手にし、キッチンに颯爽と現れたトップバッターは、
富山代表、鶴森さん!!! みんなの期待を一心に背負います。
作ってくれたのは・・・

見事な包丁さばきの鶴森さん

鶴森さん、「ここから冷蔵庫で2時間寝かせます」(ニヤリ)
・・すぐ食べられると思っていた我々が甘かった!!

どうやら仕込みだった模様


ここで、それぞれのご飯の待ち方をご覧ください。
お菓子も買っておいてよかった…!

お菓子でつないで待つ人
フライング乾杯する人
ワークショップの改善点を話し合う人

そうこうしていると、景山さんが「次、僕つくりましょうか?」と。セカンドバッター景山さんは二児のお父さん。慣れた様子で手際よく料理をしてくれます!作ってくれたのは・・

手慣れた様子の景山さん

「チヂミ」ならぬ「チヂマラズ!!!」(縮まらなかった)
余った白菜を使っていつもご家庭で作っているそうです。白菜って余りますよね〜残り野菜を使うのがサステナポイント!

縮まらなくても、とっても美味しかったです。

わいわいとつまんでいると、鶴森さんの料理も完成。できたのは・・

富山の郷土料理、「昆布締め!!!」
昆布が余分な水分を吸収し、日持ちを良くさせ、冷蔵技術が発達していなかった当時、魚介類などの鮮度を保つために発達した技術。先人の智慧は、サステナポイント高いですね!

昆布の旨味が刺身に染みてました。


料理も徐々にできてきたので、やっとみんなで乾杯します!!!
この後は、料理を作って、食べて、飲んで、話します。やっぱり対面だと話が弾みますね。とってもいいチームビルディングになりました。

スペイン語も飛び交うキッチン
いろんなサスティナブル料理が並びます。

集まることで共有体験を作る

以上、サスティナブル経営ユニットの合宿をふり返ってみました。こうして見ると、たくさん食べ……今後の活動に繋がるような話し合いやチームビルディングが実施できたなと思います。

集まることで共有体験を作れたり、それぞれの考えを伝えやすくコミュニケーションが捗る感覚がありました。次の合宿は、サステナ施設や地域にフィールドワークしてみるのも良さそうだね、と振り返りながら話しました。

終わりに。私たちサスティナブル経営ユニットでは、人の行動変容やインサイトを深く理解し、それを基にしたデザインを通じて社会の問題に取り組むことを使命としています。そのために、表面的な解決策を提供するのではなく、本質的な変化を生み出していきます。

先日、サスティナブルな新規事業創出のためのセミナーを行ったので、ご興味のある方はこちらからアーカイブ動画もご覧ください。それではまた!

ユニットの集合写真。柱が邪魔ですね・・


Sonoka Imagawa株式会社mct デザインリサーチャー

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