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2025.05.19

Blog|「これが“Good CX”」──日常に潜む顧客体験から、ビジネスのヒントを探る



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mctは、メンバーが日常で出会った“GoodなCX体験”をnoteで発信しています。
日々のちょっとした体験の中にこそ、顧客視点でサービスを見直すヒントがあると私たちは考えています。
本記事ではその中から2つのGood CXをご紹介します。
 
 

 

日常の中のCXに目を向ける

 こんにちは!mctの田岡です。
皆さんは最近、思わず「これ、いいな」と感じた体験はありましたか?
私たちmctでは、日々の暮らしの中で出会う“ちょっとした心地よさ”や“思わず印象に残った出来事”に着目し、
それを「Good CX」としてnoteで連載しています。

 CX(顧客体験)というと、少し専門的な言葉に聞こえるかもしれませんが、実は私たち誰もが日常的に触れているもの。
だからこそ、特別な事例や業界用語ではなく、「生活者としてのリアルな視点」からCXを捉えることがとても大事だと考えています。

Good CXとは?

  「Good CX」は、mctメンバーが実際に体験した “よかった顧客体験” を起点に
なぜその体験が心に残ったのか?どんな工夫があったのか?を、ユーザー視点でひもとくnote連載です。

 
 この連載の特徴は、「気軽に読めるのに、どこか深い」こと。
読んだ人が「自分もこんな体験あったかも」と思い出したり
「自分の仕事にも活かせそう」と思ったりできるような、小さな気づきのきっかけを目指しています。

今回はmctメンバーが体験した2つのGood CXをご紹介します!
 

 Good CX①:ワイヤレスイヤホンの進化に震えた! SONY WF-1000XM5でシームレス体験

1つ目にご紹介するのは、SONYのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」での体験です。
mctメンバーが4年ぶりにイヤホンを買い替えた際に出会ったこの製品は、
“高機能”であることよりも、“察してくれる”体験設計が強く印象に残ったと言います。

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 このnoteで注目したのは以下のようなポイント

〇 デバイス間をスムーズに切り替えるマルチポイント接続
〇 音楽の聴きすぎを音声ガイドがやさしく、教えてくれる
〇 周囲の状況に応じてすぐに切り替えれるノイズキャンセリング機能

上記のような “ちょっと先回りした気づかい” の積み重ねが、シームレスな体験へとつながります。

DXが進む今だからこそ、こうした“使いやすさ”や“やさしさ”の積み重ねが、
心に残る体験になっていくのだと感じられた記事です。

noteはこちら⇒ https://note.com/mctinc_goodcx/n/n6f4cfe98854a 
 
 

Good CX②:回転寿司スシローのDX進化系「デジロー」

続いてご紹介するのは、スシローの「デジロー」という大型タッチパネル注文体験です。
来店前のアプリ予約と、店内での快適な注文体験がシームレスにつながっており、「デジタル接客ってここまできたのか」と驚かされました。

goodCX_スシロー


注目したいポイントは以下の通りです。

〇 アプリでの順番待ちからスムーズな入店までの流れ
〇 複数人で同時に注文できるUI設計

“ただ便利”ではなく、「また来たい」と思える体験が生まれていました。
 リアルとデジタルの接点をまたぐCXとして、飲食業界でも活かせるヒントが詰まっています。
 




 
“いい体験”に気づける視点を
顧客体験(CX)は、購入前・使っているとき・使い終わったあとなど、あらゆるタイミングの中に、思わず「いいな」と感じる瞬間が存在します。

今回ご紹介した体験は、「使っている途中」で感じたGood CXでしたが
どちらも“特別な体験”として演出されていたというより、自然な流れの中で心地よさや安心感が伝わってきたことが印象的でした。

特にDXが進む今、どれだけ高機能であっても、それを使いやすく・迷わず・心地よく体験できるかが求められています。
機能よりも、ユーザーの体験に寄り添ったUX設計ができているかどうか。
そこにこそ、CXの価値が表れるのかもしれません。

mctのnote連載「Good CX」では、そんな日常の中の気づきを今後も発信していきます。
約1年半にわたり続けてきた連載は、累計1万ビューを突破し
日々の気づきを共有する場として、少しずつ広がりを見せています。
よろしければ、他の記事もぜひご覧ください。
 
\ 60以上のGood CXを発信しています/

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そして、こうした「Good CX」の中には、
日々の業務の中では気づきにくい組織変革の兆しが隠れていることもあります。
CXに関する取り組みにご関心のある方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にmctまでご相談ください。
 
 
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