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2025.11.13

Blog|DXのきっかけを作るプロダクトジャーニー



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「環境対策はコストばかりかかって、利益に繋がりにくいのではないか?」

最近、「サステナブル経営」という言葉を聞かない日はありません。
しかし、多くの経営者や事業開発担当者はこう感じているのではないでしょうか。
確かに、これまでの環境対策は「お金が出ていくもの」というイメージが強かったかもしれません。

しかし、実は違います。
あなたの会社の既存事業の「ムダ」こそが、そのまま「環境への負荷」となり、
同時に「利益を圧迫するコスト」になっているのです。
 
必要なのは、その「見えない非効率」の正体を突き止め、
デジタル変革(DX)の力で解消すること。

私たちは、この課題を解決するためのアプローチ、
「プロダクトジャーニーマップ・ワークショップ」を提供しています。
事例を通じてその活用イメージをお伝えします。

 

 

「紙と探す時間」が招いた製造現場の三重苦

 
製造現場の三重苦イメージ
 
これは、ある製造メーカーで起きていた話です。ここでは、標準在庫部品の入出庫管理を手入力のアナログなバッチ処理で行っていました。この「慣れたやり方」が、実は現場に大きな負担をかけていました。
これは、単なる「作業の非効率」ではありません。「探す時間」は人というリソースのムダであり、「大量の紙」は環境負荷です。一見、小さなことですが、製品のライフサイクル全体で見ると、大きな「三重苦」だったのです。
三重苦
 

「非効率なプロダクトジャーニー」をDXが断ち切る

 
この課題に対し、同社はRFIDソリューション(DX)を導入。入出庫と在庫情報をリアルタイムで「見える化」する仕組みに変えました。結果は劇的でした。この事例が証明しているのは、「環境に優しい対策」は、「会社の利益と生産性を高める対策」と完全に一致するということです。
プロダクトジャーニーの効果

 

プロダクトジャーニーマップの役割:「ムダの連鎖」を断つ羅針盤

 
なぜ、この企業ははここまで大きな成果を得られたのでしょうか?それは、「紙」や「探す時間」といった個別の問題ではなく、「アナログな管理プロセス全体」が作り出していた非効率なジャーニー(ムダの連鎖)を可視化できたからです。私たちのプロダクトジャーニーマップ・ワークショップの役割は、まさにここにあります。
 
プロダクトジャーニーの役割

このマップは、企業活動を「点」ではなく「線」で捉えることで、既存事業のコスト削減が、そのまま環境貢献につながる、一石二鳥のサステナブルな競争優位性を見つけるための羅針盤となります。
 
サステナブル経営を特別なものにする必要はありません。それは、事業の非効率を解消する絶好の機会です。まずは貴社の既存の活動から、「見過ごされた非効率」を発見することから始めましょう。

「プロダクトジャーニーマップ体験ワークショップ」で、貴社の「隠れたムダ」を「新事業の種」に変える最初の一歩を踏み出しませんか。
 
 
プロダクトジャーニーマップ体験ワークショップの詳細について
プロダクトジャーニーマップ体験ワークショップについてさらに詳しく知りたい方のために、使用するシート・カード・アイデア発想ツールなどの資材や、当日の具体的なアジェンダ・レクチャー資料、過去に実施したWSの様子を確認できるmiroボードを用意していますので是非ご覧ください。
 
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