2024.10.01
Culture Meet up vol.1-2 つながり感 -Sense of connection-
Second story of IT engineer from Bangalore, India. Another finding we picked up is the sense of connection in Indian daily life. バンガロール出身、ITエンジニアの第2回目はインドでの日常生活における「つながり感」のお話。
Maintaining the connection with the life happening outside one’s own home doors, while one is in their private space, is crucial in India. A typical house consists of both front door and back door, yet they are kept open all day long and only closed when the family goes to sleep at night. Having the doors opened, one can easily have a conversation with their neighbor, or keep updated with what is going on outside. Though security issues like burglary remain their concern, they are outweighed by the need to keep connected. ドアを開放し、周囲の世界とつながっていることは、インド人にとって不可欠なことです。よくあるインド住宅では正面のドアと家の後ろのドアがあるということですが、両方とも一日中開いていて、夜に寝るときだけ閉じるという。ドアが開いていると近所の人と自然に会話を始めることが出来るし、外で何が起こっているかをビビッドに把握することが出来る。もちろん、泥棒のことは気にはなるのですが、家の周囲とつながっていることのほうが重要度が高いということです。
*His parent’s house in India. Seems cozy, full of sun light. 彼の両親の家。光にあふれ居心地が良さそうです。
This idea of keeping home doors open to the neighboring community also extends to the workplace. In India, people take lunch break as private time to eat, call home, chill out or chat with colleagues. Eating lunch in front of the computer is considered as an act of either a workaholic or somebody who does not want to connect with their colleagues. Apparently, letting one’s colleagues know that they want to spend their lunchbreak alone is an acceptable way to have some “me” time without being misunderstood as the intention to disconnect from everybody. 家のドアを開けておくというマインドセットは、職場でも似た現象として現れます。インドにおける昼食の時間は、もちろん、昼食を食べたり、家に電話をしたり、気分を落ち着かせたり、同僚とおしゃべりしたりするわけですが、特徴的だと思えるのは、パソコンの前で食事をとる人は仕事中毒か同僚とつながりを持ちたくない意思表明といった(ネガティブなことだと)思われてしまうこと。ただ、昼食の時間を一人で過ごすことを同僚にちゃんと伝えた場合、「自分」の時間を持ちたいんだなと、特に変な誤解なく伝わりはしますが。
Such strong connection with one’s family, community, and workplace has probably transformed into the motivation for people like our guest to get out of their comfort zone, establish a new life in a faraway place, and nurture the intention to come back home one day. 母国での家族・地域のコミュニティ・同僚などとのつながりを大切にするがゆえに、今回の我々のゲストのように心地よい母国から遠く離れたインド人は、母国に戻りたいモチベーションを常に抱いているのだろうと思う。
Perhaps with a bit more attention, we may be able to detect such value in even the seemingly littlest acts of people there, and learn from their art of connection. もし我々がインドに行ってあたりを見渡すと、こういったつながりのマインドセットを他の生活シーンからも感じ取ることが出来るかもしれませんね。
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Nghiem Quoc Hoai Minh
Design Researcher
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