5/11から開催している、イノベーションとデザインの祭典<DMN Design Management EXPO 2018>もいよいよ後半戦です。先週5/18には、一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻・准教授の藤川佳則氏をお迎えして「THE FUTURE -価値づくりの未来-」と題したワークショップが実施されました。今回のワークショップでは、世界経済のメガトレンドを展望した上で、マルチ・サイド・プラットフォームなどの「価値共創」の視点で今後どのように価値を作り出していくかについてディスカッションが行われました。
藤川先生からのレクチャーで印象的だったのは、今の世の中を見る自分たちの「レンズ」をまずは疑ってみよう、というお話でした。今まで当たり前だと思っていたこと、世の中に溢れているフレームワークで世の中を見てみたとしても、もしかするとそのフレームワーク自体が前提にまみれているかもしれない。SHIFT、MELT、TILTという地球規模でのトレンドから従来の前提や常識では捉えられない状況になってきていることを理解し、価値づくりの手法が「グッズ・ドミナント・ロジック」から「サービス・ドミナント・ロジック」そして「マルチ・サイド・プラットフォーム」へと多様に変化してきていることを学びました。
質疑応答でもたくさんのディスカッションが飛び交い、このテーマに関する参加者のみなさんの興味が非常に高いことが伝わってきました。このワークショップの最後は、「今後、どのようなレンズをかけて自社の未来を切り拓いていきますか?」という藤川先生からのメッセージで締めくくっていただきました。
また会場の展示スペースでは、今後の変革期における新しいデザインの役割を提示すべく、さまざまなノウハウや最先端の事例の展示をご用意しています。エキシビジョン閉幕となる5/27まで展示しておりますので是非この機会に会場へお越しください。 事前にご連絡をいただけますと担当スタッフが、各展示を説明しながらご案内するガイダンスツアーをセッティングすることも可能です。ツアーのご要望は下記までご連絡ください。
ご連絡先:info@ddmn.jp(DMN運営事務局)
DMN Design Management EXPO 2018