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9 04, 2017 07:18 (第3回)デザイン思考を用いたビジネスデザイン [機会探索編]

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「彼を知り、己を知れば百戦殆うからず」、「戦いは正を以って合し、奇を以って勝つ」という有名な孫子の諺がありますが、これはビジネスや人生でも普遍的に言える重要かつ基本的な話かと思います。しかし、この基本的なことが存外、難しい。

情報収集を行う/情報収集のために有識者を探すにしてもなかなかどうして人は動けないものです。「そもそも誰に話を聞いたらいいのかわからない」ということだけでなく、「意味のある情報が得られるかわからない。労力の無駄かもしれない」と思った瞬間、まだリスクにもならない段階で足を止める人が多いのではないでしょうか。

本プログラムはそんな二の足を踏んで戸惑っている方々への一助となるかもしれません。
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プログラムの特徴
取組み領域におけるステークホルダー全体の関係性の把握
ビジネス機会/課題となる仮説の明確化
ビジネス機会/課題に対するアイデアの具体化
アイデアに対するビジネスモデルの策定
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まずは取組み領域で活動する人々を知ろう!

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取組み領域内のステークホルダーがどのような関係性を誰と持っているのか、その全体像の仮説を作るところから始めましょう。その上で、複数の視点から領域について話ができる有識者を探し、取材を行います。数名の取材を通して、より明確に全体像を浮き彫りにすることが可能です。また、この領域における課題や取組み仮説への示唆を与えてもらえることでしょう。

 
■正攻法的なアイデアにスパイスを!

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次に、目をつけたビジネス機会/課題に対して、シンプルかつ具体的にアイデアを描きます。そのさい、そのアイデアで顧客が抱える課題を解決できるのか、提供価値はあっているのかを確認が必要となります。mctではインサイトキャンパスというツールを使って妥当性を簡易に素早く行うようにしています。

その後、有識者やエンドユーザーへアイデアを提示し、ディスカッション、コ・クリエーションを通してアイデアのブラッシュアップや、ビジネスとして芽のあるアイデアへと絞り込みを行います。

最後に、リソースや収益モデルについても検討し、ビジネスモデルの1つであるリーンキャンバスを描きます。なお、リーン・キャンバスは複数モデルを用意し、仮説検証を繰り返す中で取捨選択・変更を適宜繰り返せるようにしておきます。

プログラムの詳細については知りたい方はこちらより相談受付・資料送付を行っております。
 

 

Yoshiki Uno株式会社mct エクスペリエンスデザイナー/エスノグラファー

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