2025.06.09
Series|UXデザイナーズ・トーク「Dora Hsieh」編

mctでは多くのUXデザインの実績があり、
それを支えるmctのUXデザイナーたちをご紹介するシリーズブログです。
またページ最下部より、UIUXデザイン関連サービスの資料を無料ダウンロードいただけます。
mctに在籍するUXデザイナーをご紹介します!
わたしたちmctには魅力的なUXデザイナーたちがたくさん在籍しています。本シリーズではそんなUXデザイナーたちをインタビュー形式でご紹介していきます。第二弾は、インダストリアルデザインをバックグラウンドに持つ、ドラをご紹介します!

シャ サイクン /Dora Hsieh 台湾出身。大学でプロダクトデザインを専攻し、在学中にドイツへ留学してIntegrated Designを学びました。台湾の電子機器メーカー、日本の家電メーカーでインダストリアルデザインとUI/UXデザインを経験したのちmctに入社。仕事も育児も全力で楽しむことを大切にし、毎日"おばけ役"で息子と遊んでいます(笑)。好きな言葉は「All is well(すべてうまくいく)」 |
ーまずはご自身の自己紹介と、過去に担当されたUI/UXデザイン案件について教えてください。
現在、mctのビジネスデザインユニットに所属しています。入社以前は、家電メーカーでインダストリアルデザインに携わっており、プロダクトの開発を行う際に「ユーザーがどういう経験が得られるか」を考え、生活上でのコンテクストをイメージしながらデザインする経験を積んできました。
過去に特に印象に残っているのは、海外展開を視野に入れた扇風機のプロダクトデザインです。海外のデザイントレンドを取り入れつつ、スタジオやアトリエの道具をモチーフに、本体にコードをラフに巻きつけたような、美しく大胆なデザインに仕上げました。その一方で、小さな子どもがいる家庭でも安心して使えるよう、本体とコードフックの間に磁石を組み込み、引っ掛かっても倒れないように安全性にも配慮しました。
こうしたクリエイティブなアイデアを形にしながら、ユーザー体験を最適化してきた経験を、今後はmctのプロジェクトでも生かしていきたいと考えています。
過去に特に印象に残っているのは、海外展開を視野に入れた扇風機のプロダクトデザインです。海外のデザイントレンドを取り入れつつ、スタジオやアトリエの道具をモチーフに、本体にコードをラフに巻きつけたような、美しく大胆なデザインに仕上げました。その一方で、小さな子どもがいる家庭でも安心して使えるよう、本体とコードフックの間に磁石を組み込み、引っ掛かっても倒れないように安全性にも配慮しました。
こうしたクリエイティブなアイデアを形にしながら、ユーザー体験を最適化してきた経験を、今後はmctのプロジェクトでも生かしていきたいと考えています。
UXデザインは、舞台演出のような仕事。毎回違う人の人生を考えるような経験ができる。
ーUXデザイナーの仕事を別の何かに例えるとしたら何ですか?
私は、過去に舞台演出をしたことがあり、たとえば「台湾での日本統治時代のママ」を演出したことがあるのですが、そのときには、当時の歴史や写真、その人と他の人との関係性を調べて、その人の個性がどうなるかを徹底的に掘り下げました。ユーザーがこんな人生を過ごしていたから、こんな演出が必要なのではないか?というように、登場人物の、いわば「ペルソナ」を考えることで、毎回違う人の人生を想像することができました。
こういったことは、UXデザイナーの仕事にも通ずる部分があるし、自分にとっても楽しめる部分であると思います。
私は、過去に舞台演出をしたことがあり、たとえば「台湾での日本統治時代のママ」を演出したことがあるのですが、そのときには、当時の歴史や写真、その人と他の人との関係性を調べて、その人の個性がどうなるかを徹底的に掘り下げました。ユーザーがこんな人生を過ごしていたから、こんな演出が必要なのではないか?というように、登場人物の、いわば「ペルソナ」を考えることで、毎回違う人の人生を想像することができました。
こういったことは、UXデザイナーの仕事にも通ずる部分があるし、自分にとっても楽しめる部分であると思います。

ーUI/UXデザインプロジェクトを進める際に心がけていることは何ですか?
これはちょっと下世話な話かもしれませんが、、、「そのデザインがちゃんとお金になるかどうか」はいつも考えていますね。
これもmctに入る前のエピソードにはなるのですが、イベント集客のLPや広告クリエイティブのデザインをしたことがあります。ユーザーの気持ちを想像しながら、どうすれば目に留めてもらえるのか、アクションへのハードルを下げられるのかなどを考え、グラフィックや動線を細かく検討していきました。結果として、この取り組みによって1ヶ月で30%も利益を伸ばすことができました。そうやってビジネスとしての成果が出た時は何より嬉しいと感じますね。
どんなにUXが良くてもビジネスバリューにつながらないと意味がないと思うので、稼げるデザインであることは大事なポイントだと思っています。
これはちょっと下世話な話かもしれませんが、、、「そのデザインがちゃんとお金になるかどうか」はいつも考えていますね。
これもmctに入る前のエピソードにはなるのですが、イベント集客のLPや広告クリエイティブのデザインをしたことがあります。ユーザーの気持ちを想像しながら、どうすれば目に留めてもらえるのか、アクションへのハードルを下げられるのかなどを考え、グラフィックや動線を細かく検討していきました。結果として、この取り組みによって1ヶ月で30%も利益を伸ばすことができました。そうやってビジネスとしての成果が出た時は何より嬉しいと感じますね。
どんなにUXが良くてもビジネスバリューにつながらないと意味がないと思うので、稼げるデザインであることは大事なポイントだと思っています。
「これが完璧」と押し付けるのではなくて、クライアントの期待や想いも大切にしたい。
ーmctならではのUI/UXデザインの強みを教えてください。
強みというか、mctでのUI /UX 業務において、対クライアントで大事にしているポイントとしては、"牛丼を頼まれて、チャーハンを出さない"ということ笑。まずは、完璧な牛丼を提供することを考えて、その後にプラスアルファで、自分の経験だったりデザイナーとしての観点から、最高なチャーハンをおすすめしますね。
自分から「これが完璧」と押し付けるのではなくて、クライアントの期待や想いも大切にしたい、という気持ちがあるんですよね・・。そこから新たな発見が生まれることもありますし。クライアントの視点に立って、ビジネスとして何が最善かを一緒に考えるようにしています。そういう意味では、私はデザイナーらしくないデザイナーなのかもしれません。
強みというか、mctでのUI /UX 業務において、対クライアントで大事にしているポイントとしては、"牛丼を頼まれて、チャーハンを出さない"ということ笑。まずは、完璧な牛丼を提供することを考えて、その後にプラスアルファで、自分の経験だったりデザイナーとしての観点から、最高なチャーハンをおすすめしますね。
自分から「これが完璧」と押し付けるのではなくて、クライアントの期待や想いも大切にしたい、という気持ちがあるんですよね・・。そこから新たな発見が生まれることもありますし。クライアントの視点に立って、ビジネスとして何が最善かを一緒に考えるようにしています。そういう意味では、私はデザイナーらしくないデザイナーなのかもしれません。
ー最後にこのインタビュー記事を読んでいただいている皆さんに一言お願いします!
mctの、"UNIQUE WORKS BY ORDINARY PEOPLE"(=一握りの天才ではなく、"普通の人々"に寄り添う"普通の人々"の力を生かそう)というスローガンが好きです。私は平凡な外国人かもしれませんが、さまざまなビジネスに強い関心を持っており、みなさまが実現したいことや目指す成果に、誰よりも深く関わり、共に考えていける存在でありたいと思っています。
ぜひ一緒にお仕事しましょう!きっとビジネスに、新たな気づきと価値をお届けできるはずです。

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Saori Kameda
株式会社mct エクスペリエンスデザイナー
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