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2025.11.11

Series|CX経営 Vol.3―なぜCXの実践は難しいのか?



CX経営3
 
 
実践への橋渡しをする4つのステージ ×19のモジュール
 
「書籍を読んで実践方法は理解できたが、どこから手をつければいいのか...」
「CXビジョンを作ろうとしたが、経営陣の理解が得られない...」
「定性リサーチをしたいが、社内にノウハウがない...」
 
拙著『いちばんやさしいCX経営の教科書 顧客体験を見直し"選ばれる会社"になる』では「5つの力」という形で、CX経営に必要な組織能力を体系的に解説しました。
しかし、実際に実践しようとすると、多くの企業が以下のような壁にぶつかります。
 
・ 経営層がCXの重要性を理解してくれない
・ 推進する組織や体制が作れない
・ 顧客の声を聞く方法がわからない
・ 部門間の連携が取れない
・ 施策が一過性で終わってしまう
・ 成果が見えず、活動が継続しない
 
 

CX経営プログラム:4つのステージで着実に前進

 
mctの「CX経営プログラム」は、書籍で提示した「5つの力」を実際の現場で実装するための伴走型支援サービスです。CX経営を推進する過程を4つのステージに分け、各ステージで直面する課題を19のモジュールで解決していきます。
 
ステージ1:発見する
目指すべき方向を明確にする
まず最初に必要なのは、自社が目指すCXの方向性を明確にすることです。
このステージでは主に「組織行動の力」の基盤を作ります。

主なモジュール例:
・  トップマネジメントエンゲージメントプログラム
・ CX現状評価プログラム
・ CXビジョン策定プログラム


ステージ2:編成する
推進体制を整備し、必要なスキルを獲得する
方向性が決まったら、それを実行する体制を整えます。組織横断的な推進チームの組成や、CX実践に必要なスキル獲得がポイントになります。

主なモジュール例:
・ CXチーム体制構築プログラム
・ CXトレーニングプログラム
・ CXデザインプロセス構築プログラム


ステージ3:実行する
顧客理解を深め、施策を展開する
顧客インサイトの獲得からCX施策の実行まで、「デザインの力」「オペレーションの力」「デジタルの力」の実践を支援します。

主なモジュール例:
・ インサイトリサーチプログラム
・ CXデザインPMOプログラム
・ デジタルCXプログラム


ステージ4:強化する
活動を定着させ、進化させる
一時的な改善で終わらせず、継続的にCXを向上させる仕組みを作ります。「組織行動の力」の3要素(CXビジョン、CXガバナンス、CXカルチャー)を連動させ、変化に対応できる組織を目指します。

主なモジュール例:
・ CXガバナンス構築プログラム
・ カルチャーコードプログラム
・ CXチャンピオンプログラム
 
 
 

どのモジュールから始めるべきか?

 
19のモジュールを1からすべて実施する必要はありません。貴社の現状と課題に応じて、必要なモジュールを選択していきます。そのためにご用意しているのが「CX経営Yes/Noチャート」です。
簡単な質問に答えていくだけで、貴社が最初に取り組むべきモジュールが明確になります。書籍でCX経営の考え方と実践方法を理解していただいた上で、「CX経営Yes/Noチャート」を使ってより具体的な課題を明確化し、優先順位をつけていきます。
 
yesno_chart
 
  

小さな一歩から始める

 
CX経営の取り組みに「完璧なタイミング」はありません。 一気に変革しようとする必要もありません。重要なのは、小さな一歩から始めることです。書籍で学んだ実践方法(=地図)を実行するために、その橋渡し(=ガイド)をするのがCX経営プログラムです。

貴社のCX経営の第一歩を、私たちがお手伝いします。 
 
 

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mctでは、CX経営Yes/Noチャート無料体験会を提供しています。
お申し込みはこちらからhttps://share.hsforms.com/1WfUdGDtARtiybZY_eGf7jg1jbel
 
Yes/Noチャートについてもっと詳しく知りたい!という方は、こちらのブログをご確認ください。
 
 
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