2024.08.22
Blog|第3回 mctのチームとサービスを新入社員の視点でお届け。~グローバル成長・フューチャーズ・デザインユニット編~
皆さん、こんにちは!mctコンサルティンググループ新入社員の田岡です。
今回も引き続き、mctの各ユニットとサービスについて、新入社員の視点でご紹介します。
前回はデザインインサイトユニットとCXデザインユニットのインタビューをお届けしましたが、今回はグローバル成長ユニットとフューチャーズ・デザインユニットについてインタビューしましたので、その内容をお届けします。
グローバル成長ユニットにインタビュー
田岡:「増田さん、よろしくお願いいたします!まず、グローバル成長ユニットのサービス内容を教えてください。」
グローバル成長ユニット リーダーの増田さん
増田:「田岡さん、よろしくお願いします。では『海外事業展開のためのインサイト&デザインサービス』についてご紹介します。これは、企業のグローバル展開をご支援するサービスです。具体的には、現地のコンテクストと現地のインサイトを基に、差別化されたブランディングや商品開発、CXデザインを実現させる内容となっています。」
田岡:「お客様の海外展開をご支援するサービスなのですね。『現地のコンテクストと現地のインサイトを基に』というのが、重要なポイントだと思うのですが、具体的に現地のコンテクストとインサイトを用いることの利点をお伺いしたいです。」
増田:「現地のコンテクストと現地の顧客の深いインサイトが、現地のニーズを捉え、競合と差別化されたブランディング、商品開発、CXの基盤になります。
例えば、通常のブランディングでは競合に追従して表面的な差別化に終わることも多いですが、インサイトに基づくブランディングでは、意味レベルの差別化を追求します。
商品開発においても、一般的には商品そのものに焦点を当て掘り下げることが多いですが、インサイトに基づく商品開発では、商品そのものに加えて、その周辺の行動や文脈まで掘り下げます。
また、CXデザインでは、一般的には購入までのCXデザインに注力しますが、インサイトに基づくCXデザインでは、購入後の体験までを掘り下げて設計します。」
田岡:「インサイトを用いることで、表面的な差別化ではなく、顧客の深いニーズや行動を掘り下げ、本質的な価値を提供できるのですね。では次に、具体的なメニュー内容について教えてください。」
増田:「それぞれのプロジェクトの類型やフェーズ、目的などに応じて最も効果的なソリューションを組み合わせます。具体的なプロセスに関しては、メソッドの数が多いため一概には説明しきれませんが、各プロジェクトに最適な方法を選び出し、柔軟に対応しています。」
田岡:「例えば、どのようなメソッドがあるのでしょうか?」
増田:「具体的には、トレンド・シグナルリサーチ、競合ベンチマーク、エキスパートインタビュー、海外エスノグラフィーなど、様々なメソッドを活用します。これらをプロジェクトの目的に合わせてカスタマイズします。」
田岡:「サービスについてイメージができました!では続いて、グローバル成長ユニット内の雰囲気について教えてください。」
増田:「私たちのユニットは7人で構成されており、グローバルメンバーも在籍しています。
新しいことへの興味を持ち、フットワークが軽いメンバーが多い印象です。バックグラウンドの多様性を活かして、最近はこんな発信も始めました。」
田岡:「お客様の海外展開をご支援するサービスなのですね。『現地のコンテクストと現地のインサイトを基に』というのが、重要なポイントだと思うのですが、具体的に現地のコンテクストとインサイトを用いることの利点をお伺いしたいです。」
増田:「現地のコンテクストと現地の顧客の深いインサイトが、現地のニーズを捉え、競合と差別化されたブランディング、商品開発、CXの基盤になります。
例えば、通常のブランディングでは競合に追従して表面的な差別化に終わることも多いですが、インサイトに基づくブランディングでは、意味レベルの差別化を追求します。
商品開発においても、一般的には商品そのものに焦点を当て掘り下げることが多いですが、インサイトに基づく商品開発では、商品そのものに加えて、その周辺の行動や文脈まで掘り下げます。
また、CXデザインでは、一般的には購入までのCXデザインに注力しますが、インサイトに基づくCXデザインでは、購入後の体験までを掘り下げて設計します。」
田岡:「インサイトを用いることで、表面的な差別化ではなく、顧客の深いニーズや行動を掘り下げ、本質的な価値を提供できるのですね。では次に、具体的なメニュー内容について教えてください。」
増田:「それぞれのプロジェクトの類型やフェーズ、目的などに応じて最も効果的なソリューションを組み合わせます。具体的なプロセスに関しては、メソッドの数が多いため一概には説明しきれませんが、各プロジェクトに最適な方法を選び出し、柔軟に対応しています。」
田岡:「例えば、どのようなメソッドがあるのでしょうか?」
増田:「具体的には、トレンド・シグナルリサーチ、競合ベンチマーク、エキスパートインタビュー、海外エスノグラフィーなど、様々なメソッドを活用します。これらをプロジェクトの目的に合わせてカスタマイズします。」
田岡:「サービスについてイメージができました!では続いて、グローバル成長ユニット内の雰囲気について教えてください。」
増田:「私たちのユニットは7人で構成されており、グローバルメンバーも在籍しています。
新しいことへの興味を持ち、フットワークが軽いメンバーが多い印象です。バックグラウンドの多様性を活かして、最近はこんな発信も始めました。」
グローバル成長ユニット メンバー
田岡:「海外出身のメンバーがいるので、海外のリサーチも円滑に進みそうですね。では続いての質問で、クライアントとのコミュニケーションで特に気を付けているポイントをお伺いしたいです。」
増田:「まずはクライアントの話をじっくり聞くことです。一見よくある課題やテーマに思えても、丁寧に話をお聞きすると、背景や事情には必ず特異性があります。ですので、汎用の企画書はベースにはしつつも、そのテーマを尊重したカスタマイズを提案することを心がけています。」
田岡:「では最後に、mctの強みについて教えてください。」
増田:「プロジェクトに応じて必要なスキルや知識を持つメンバーが迅速に集まり、柔軟に対応できる環境が整っているので、他のユニットとも柔軟に連携し、サービスを構築できる点が強みだと思います。」
増田:「まずはクライアントの話をじっくり聞くことです。一見よくある課題やテーマに思えても、丁寧に話をお聞きすると、背景や事情には必ず特異性があります。ですので、汎用の企画書はベースにはしつつも、そのテーマを尊重したカスタマイズを提案することを心がけています。」
田岡:「では最後に、mctの強みについて教えてください。」
増田:「プロジェクトに応じて必要なスキルや知識を持つメンバーが迅速に集まり、柔軟に対応できる環境が整っているので、他のユニットとも柔軟に連携し、サービスを構築できる点が強みだと思います。」
田岡:「今回のインタビューを通じて「海外事業展開のためのインサイト&デザインサービス」の概要と、現地のコンテクストや顧客の深いインサイトを用いる利点を知ることができました。また、ユニットの雰囲気についても、多様なバックグラウンドを持つメンバーがフットワーク軽く、新しいことに挑戦する姿勢を持ち、多角的にアイデアを出しあっていることがわかりました。増田さん、ありがとうございました!」
続いてはフューチャーズ・デザインユニットのリーダー石原さんへのインタビュー内容です。
フューチャーズ・デザインユニットにインタビュー
田岡: 「石原さん、よろしくお願いいたします。まず、フューチャーズ・デザインユニットのサービス概要について教えていただきたいです。」
フューチャーズ・デザインユニットリーダー 石原さん
石原: 「田岡さん、よろしくお願いします。フューチャーズ・デザインユニットのサービスは、長期的な未来を想定しバックキャストすることで、数年先の戦略プランを策定する内容となっています。」
田岡: 「具体的にはどのようなプロセスを経て、サービスを提供しているのですか?」
石原: 「まず、未来の兆し(シグナル)を探索し、それを基にインサイトを得ます。次に、そのインサイトを基にして未来のシナリオを作成します。そして、そのシナリオから企業の未来の方向性やビジョンを策定し、最終的にそのビジョンから現在に向けてバックキャストすることで、具体的な戦略プランを立案します。この一連のプロセスにより、長期的な視点での戦略を策定することができます。」
田岡: 「mctの様々なメソッドを用いて、シグナル探索からビジョン策定までご支援しているのですね。
フューチャーズ・デザインユニットのサービスを利用する企業は、どのような課題を持っているのでしょうか?」
石原: 「フューチャーズ・デザインを活用する企業は、新しい戦略立案を必要としている場合が多いです。特に、R&D(研究開発)部門や経営層からの依頼が多く、人事部からも数件ご依頼いただいております。」
田岡: 「フューチャーズ・デザインを行うメリットについて教えてください。」
石原: 「フューチャーデザインに投資している企業は、投資していない企業に比べ、収益性が33%高く、競合他社を凌駕しています。また、フューチャーデザインを意識している企業は、平均より200%高い成長率で成長するとされています。
飛躍的に成長を遂げる先進企業は必ず野心的なMTP(Massive Transformative Purpose:大胆で世界を変える目的)を描いており、一つ例に挙げると、Netflixは「世界中の人を楽しませる」というMTPを描き、レンタルビデオの世界から我々をストリーミングに導いてくれた企業です。
田岡: 「フューチャーズ・デザインのメリットとサービス内容のイメージができました!では続いて、フューチャーズ・デザインユニットのチームの雰囲気についても教えてください。」
石原: 「フューチャーズ・デザインユニットは8人のメンバーで構成されており、ユニットとしては、去年設立されたばかりです。(※サービスは以前から行っています。)新しいことを考えるのが好きで、若く、グローバルな視点を持ったメンバーが多く集まっています。リーダーの私も含め、グローバルに興味のある人が集まっているのが特徴です。」
田岡: 「具体的にはどのようなプロセスを経て、サービスを提供しているのですか?」
石原: 「まず、未来の兆し(シグナル)を探索し、それを基にインサイトを得ます。次に、そのインサイトを基にして未来のシナリオを作成します。そして、そのシナリオから企業の未来の方向性やビジョンを策定し、最終的にそのビジョンから現在に向けてバックキャストすることで、具体的な戦略プランを立案します。この一連のプロセスにより、長期的な視点での戦略を策定することができます。」
田岡: 「mctの様々なメソッドを用いて、シグナル探索からビジョン策定までご支援しているのですね。
フューチャーズ・デザインユニットのサービスを利用する企業は、どのような課題を持っているのでしょうか?」
石原: 「フューチャーズ・デザインを活用する企業は、新しい戦略立案を必要としている場合が多いです。特に、R&D(研究開発)部門や経営層からの依頼が多く、人事部からも数件ご依頼いただいております。」
田岡: 「フューチャーズ・デザインを行うメリットについて教えてください。」
石原: 「フューチャーデザインに投資している企業は、投資していない企業に比べ、収益性が33%高く、競合他社を凌駕しています。また、フューチャーデザインを意識している企業は、平均より200%高い成長率で成長するとされています。
飛躍的に成長を遂げる先進企業は必ず野心的なMTP(Massive Transformative Purpose:大胆で世界を変える目的)を描いており、一つ例に挙げると、Netflixは「世界中の人を楽しませる」というMTPを描き、レンタルビデオの世界から我々をストリーミングに導いてくれた企業です。
田岡: 「フューチャーズ・デザインのメリットとサービス内容のイメージができました!では続いて、フューチャーズ・デザインユニットのチームの雰囲気についても教えてください。」
石原: 「フューチャーズ・デザインユニットは8人のメンバーで構成されており、ユニットとしては、去年設立されたばかりです。(※サービスは以前から行っています。)新しいことを考えるのが好きで、若く、グローバルな視点を持ったメンバーが多く集まっています。リーダーの私も含め、グローバルに興味のある人が集まっているのが特徴です。」
フューチャーズ・デザインユニット メンバー
田岡: 「フューチャーズ・デザインというユニット名の通り、新しいことを考えるのが好きなメンバーが多いのですね。では最後の質問で、mctの良い所やサービス的な強み、組織的な強みについて教えてください。」
石原: 「mctの強みは、欧米からペルソナなどの新しい手法を積極的に取り入れ、日本の企業に提供している点です。組織的な強みとしては、働きやすさも含めて、社員一人ひとりが自由に意見を述べ、互いに学び合う環境が整っている点だと思います。多様な視点からアプローチできるユニットが揃っていることも強みですね。」
田岡: 「石原さんへのインタビューを通じて、未来を見据えた戦略立案の重要性を強く感じました。長期的な未来を想定し、バックキャスティングを用いて具体的な戦略プランを策定するプロセスは、現代の不確実なビジネス環境において非常に有益だと思います。また、ユニットのメンバーが若く、グローバルな視点を持ちながら新しいことを考えることに積極的である点も印象的でした。
石原さん、ありがとうございました!」
石原さん、ありがとうございました!」
次回予告:サスティナブル経営ユニットと組織デザインユニットにインタビュー
次回は、サスティナブル経営ユニットとユニットについてご紹介します。これからもmctのサービスを深掘りしていきますので、ぜひお待ちください。
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