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2024.06.06

Blog|NTTコミュニケーションズ様/デザイン人材・DX人材のための教育プログラムと「学習体験デザイン」

LX


人材育成や従業員教育のアプローチが大きく進化していることをご存知でしょうか?
人的資本経営やリスキリングといったキーワードへの注目の高まりとともに、多くの企業で人材育成への投資が進んでいます。そして人材育成におけるメソドロジーも過去の企業研修とは全く異なる新しいものへと進化しています。本記事では、弊社mctがご支援したNTTコミュニケーションズ様の最新の人材育成プログラムについてご紹介します。

  • <本事例記事のポイント>
  • □ デザイン人材育成とDX人材育成を目的としたトレーニングプログラム
  • □ 全6回の構成で模擬プロジェクトを通じて学ぶ実践型・体験型の学習
  • □ オンラインと対面のハイブリッドプログラムで最大で150名が同時受講
  • □ mctならではのLXデザイン(学習体験デザイン)

 

図1-May-30-2024-08-21-06-3589-AM

[WHY]背景や目的

NTTコミュニケーションズ様の方針として顧客体験(CX)の向上やデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みが加速する中で、それらのケイパビリティを兼ね備えた人材をCATALYST(カタリスト=お客さまと社会をつなぐ触媒という意味)として認定し、育成していくことが急務でした。CXやDXへの理解やデザイン思考はCATALYSTにとっての基礎スキルという位置付けでもあり、その考え方をより多くの従業員へ効率よくインストールしていくことも課題の一つでした。

[WHat]取り組みの概要

NTTコミュニケーションズ様の課題に応えるためのトレーニングとして提供したのが「CX4DX Training」というプログラムです。「CX4DX Training」は課題の探索から解決策の検討、プレゼンテーションまでを全6回にわたってグループワークで進めていただく実践型・体験型の学習プログラムです。NTTコミュニケーションズ様では、2020年に本プログラムの初回開催を実施して以降、すでに10回以上の開催があり、のべ受講者は600名を超えました。

[How]取り組みの詳細

本研修プログラムは、あるテーマを題材としたビジネスモデル開発の手法を実践・体験を通じて習得できるプログラムになっています。NTTコミュニケーションズ様では、オンライン研修のメリットを活かし、全国の拠点から参加者を募り、さまざまなバックボーンを持った社員でチームを組んでグループワーク形式で行われました。

各回のプログラムはCXやDXに関する座学だけでなく、生活者インタビュー、インサイト探索、アイデア開発、プロトタイピング、プレゼンテーションといったリアルな工程を踏みながら進んでいきます。特に実際の生活者へのインタビューは受講者の方々にとっても貴重な体験で、高い評価をいただくポイントの一つです。
 
最終日にはピッチデーとして各チームからビジネスモデルの発表会を実施します。複数回のワークショップを通してチームメンバーみんなで作り上げたアイデアのお披露目の場でもあり参加者たちも真剣です。審査員による講評や採点もあることで会場の熱気もより高まっていきます。
 
mctが提供するトレーニングプログラムにおいて、最もユニークな特徴はLearning Experience(学習体験デザイン)です。LXデザインとも呼ばれるこの考え方は、学習の対象である知識や技術に焦点を当てるのではなく、受講者が学習する体験に焦点を当てようという考え方です。受講者のより良い学習体験をデザインすることで、より主体的な学びを促し、学習の質を高めていきます。本プログラムにおいても参加者の方々が自ら能動的に課題解決のプロセスに取り組み、実体験を通じて学習するよう設計されています。
※学習体験デザイン(Learning Experience Design)についてはこちらの過去ブログでもご紹介しています。

 

[Photo]写真やスライド

CX(顧客体験)とDX(デジタル変革)を学習するプログラム「CX4DX training」図1-Mar-11-2024-11-15-44-7239-AM図2-Mar-11-2024-11-17-54-8895-AM

CXやDXのエキスパートによるオンラインレクチャースクリーンショット 2024-04-02 13.39.48スクリーンショット 2024-04-02 20.15.25

生活者の実態を探るオンラインインタビューを実施スクリーンショット 2024-04-02 14.42.40

150名の参加者が一同に集まった最終プレゼンは大盛況で凄まじい熱気となりました!CX4DX01CX4DX02CX4DX03

弊社のジョナサン・ブラウンを含めた3名のエキスパートが審査員として参加CX4DX04CX4DX05

全24チームの中でトップの評価を獲得したチームの皆さんCX4DX06

弊社の運営メンバーとプロジェクトオーナーのNTTコミュニケーションズ瀧澤様CX4DX07CX4DX08

最後は参加者全員での記念撮影CX4DX09


[Voice]担当者様の声


NTTコミュニケーションズ株式会社 
ビジネスソリューション本部 事業推進部 事業戦略部門 
瀧澤 奨さま

mctさまとは2020年から3年に渡り「CX4DX Training」を提供していただいております。
mctさまは弊社の課題に対し真摯に向き合っていただいており、研修のチューニングやリクエストなどにも柔軟に対応していただけますので、単なる研修会社ではなく、パートナーという位置づけであると考えています。本プログラムを通じて、CATALYSTの育成も当初の計画を超えるスピードで進捗しており、今年度末で800名を超える社員がCATALYSTとして認定されています。弊社はCATALYST育成を通じて、お客さまとともに社会課題が解決された世界「Smart World」の実現を目指しています。そのための共創プログラムであるOPEN HUBも運営していますので、もしご興味のある方はぜひ、OPEN HUBへのご参加を頂けますと幸いです。
https://openhub.ntt.com

NTTコミュニケーションズ株式会社 
ビジネスソリューション本部 事業推進部 事業戦略部門 
田村 穂高さま

NTTコミュニケーションズ側の事務局として本研修に携わらせて頂いておりますが、本研修は募集と同時に枠が埋まってしまう人気のコンテンツとなっております。参加を希望する年代層も若手社員から管理者層までと幅広く、世代を超えたコミュニケーションにより新たな考えや発見に出会えることも本研修の魅力となっていると感じます。また研修による知識・スキルの定着化を目的に研修期間を少し長めにセットしておりますが、mctさまの万全のフォロー体制のおかげで、誰一人取り残されることなく、安心して、楽しみながら、最後まで積極的に研修に参加できております。これからも良い関係を築いていけますと幸いです。


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