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3 14, 2024 08:00 新事業開発のためのサスティナブルイノベーションキャンバスセミナー        イベントレポート

サスティナブルイノベーションキャンバスセミナーヘッダー

mctのサスティナブル経営ユニットは、2月22日に「新事業開発のためのサスティナブルイノベーションキャンバスセミナー」を開催しました。

環境や社会への影響を考慮しながら持続可能な価値提案を構築したいチームや個人、新事業開発に関わる方々、社会課題の解決をビジネスを通じて実現したい方々、そしてサスティナビリティビジネスを推進する方法に興味をお持ちの方々に、イノベーションと持続可能性を結びつける新しいツール「サスティナブルイノベーションキャンバス」をご紹介しました。
また同キャンバスを用いて、フードロスや飢餓の問題解決に取り組む企業Goodrの活動事例を分析・紹介させていただきました。

図5-1

図3-2

Goodrは企業から廃棄される予定の食品を受け取り、その食品を必要とする人に届けるサービスを行っています。
リアルタイムマッチング、ブロックチェーン技術、企業の税還付申請の支援といった工夫を通じて、2年間で200以上の企業と協力し、90万トン以上の食料を必要とする人たちの元へ届けました。
サスティナブルイノベーションでは、複数のステークホルダーの課題を解決すること(トレードオン)が目指されますが、Goodrは食料を廃棄せざるを得ない企業と食料を必要とする人たちの課題を同時に解決するしくみを作ることに成功したと言えます。
セミナーではこうしたGoodrの取り組みを、サスティナブルイノベーションキャンバスの各要素に当てはめて解説いたしました。

図2-Mar-08-2024-06-08-18-7865-AM

本セミナーとサスティナブルイノベーションキャンバスが、未来をより持続可能で豊かなものにするためのアイデアを共有し、皆さまが自らのビジネスや活動に持続可能性を取り入れる一助となれば幸いです。

こちらのリンクからアーカイブ動画をご覧いただき、さらに深くこのテーマについて一緒に考えましょう。

mctでは、リサーチによって得たインサイトを元に、サスティナブル経営に関するソリューションを提供しています。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

Satoshi Kageyama株式会社mct エクスペリエンスデザイナー

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