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2024.10.01

“働き方” 人生の成功とは何ですか?

サードメトリック.png

突然ですが、みなさんは、「自分の人生の成功とはなんだろう」と考えたことはありますか?               現代社会において言えば、「お金をたくさん稼ぐこと」「出世すること」等、個人によって成功の捉え方は違うと思いますが、多くの方は上記のような考えに捕われているのではないでしょうか。その結果、働き過ぎてしまい、体調を崩し、鬱になってしまう等、様々な症状が出てしまい仕事へのモチベーションが下がったり、大きく言えば自分の生活スタイル・人生に大きく影響していきます。

今回ご紹介する“サード・メトリック”という考え方では、働くことに対する意識を変えよう!ということが提案されています。「お金をたくさん稼ぐこと」「出世すること」ではない第三の価値観に目を向けようというのがそのコンセプトで、簡単に言うと「自分の日々の生活スタイルを見直しませんか?」という呼びかけです。
本書(『サード・メトリック』 著者:アリアナ・ハフィントン)では、重要な要素として4つ説明されています。幸福(ウェルビーイング)・知恵(ウィズダム)・不思議な驚き(ワンダー)・与えること(ギビング)の柱を基本と考えています。4つの要素を合わせて、生活リズムの改善は、自分の健康だけではなく、マインドも大きく変わってくると唱えています。それは、今からでもすぐに始められるもので、睡眠の改善、瞑想、エクササイズ、ヨガ、家族や友人との結びつき、スマホやパソコンといったデジタルデバイスとの付き合い方などの実践方法や行った研究結果を説明しています。
一つ例をあげると、スポーツ世界ではビジネス世界よりも、より結果を重視する傾向があります。その手段の一つとして、睡眠時間の改善といった方法を取り入れて、活躍している選手が多くいるとのこと。

スタンフォード大学睡眠障害クリニックのシェリ・マー研究員は、スタンフォード大学バスケットボール部の選手11人に、2~3週間いつもどおりの生活をしたあとで、仮眠をとって食事に気を配り、毎晩10時間の睡眠を心がける生活を5~7週間してもらった。この実験を3シーズンにわたって続けたところ、11人全員のパフォーマンスが向上し、スリーポイントシュートの成功率は9.2%、フリースローの成功率は9%アップした。プレーの質が上がっただけではない。気分が明るくなり疲労感を感じにくくなったと選手たちは語った。           
※(『サード・メトリック』 著者:アリアナ・ハフィントン P110、111を引用)

生活習慣を見直すだけで、パフォーマンスが向上するだけではなく、メンタルの向上にも役立てることは、ビジネスの世界でも同じようなことが言えるのではないでしょうか。
このような話題に関連して、7/19に開催するConvivial Salonでは、組織コンサルティングファーム・Thrive globalの傳川紀子さんをゲストにお招きして、ボディコンディショニングと仕事や働き方との関係についてレクチャーしていただきます。また職場やおうちで簡単にできる体操やストレッチ、瞑想体験などのミニエクササイズも予定しております。この機会にぜひ、「働き方/ワークスタイル」について考えている仲間と意見交換をしてみてはいかがでしょうか?

□ゲストスピーカー:
傳川紀子氏
Thrive Global ファシリテーター、コーポレート・ウェルネススペシャリスト
約9年間に渡ってのべ40,000人以上へのボディコンディショニング指導や若手経営者への瞑想指導を行う。体を整えることでパフォーマンスを上げる指導を得意とする。2011年に心地よい睡眠のための運動や生活習慣を解説したDVD、Perfect Sleep DVD 5 シリーズを制作。仕事のパフォーマンスを上げるための体操やヨガのクラス、メンタルヘルスセミナーを開催。2016年12月より米国NYを拠点とするThrive Global社 のファシリテーターとして活動を開始。           傳川さん.jpg

Convivial Salon vol.11『カラダから変える働き方変革 』

⇒参加希望の方はこちらから                             http://peatix.com/event/274399/

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