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2024.08.21

Series Blog|第3回 サーキュラーデザインの応用事例

Product Journy map#3-1

こんにちは!今日から全5回にわたって、持続的なビジネスへの変革を実現するために、製品の人生(ライフサイクル)を可視化するデザインアプローチ手法「プロダクトジャーニーマップ」について、お届けします。
第3回のテーマは、サーキュラーデザインの応用事例についてです。サーキュラーデザインの入門記事や、ヨーロッパのインパクトのある2つの事例紹介などを通じて、サーキュラーデザインに関する基本的な理解は進んできたかと思います。今回は、サーキュラーデザインを見事に応用した他の2つの魅力的な事例にスポットライトを当てることで、このアプローチをより深く掘り下げていきます。

Pasta made From Bread Waste – Eat Wasted
今週紹介するのは、デンマークの若い企業"Wasted"です。この企業は、廃棄される寸前の古くなったパンを乾燥パスタに変換しています。このスマートな製品と、食料を必要とする人々を支援するという社会的使命により、同社はオステリア・フランチェスカーナのマッシモ・ボットゥーラやノマのレネ・レツェピのような著名なシェフに認められています。

Buy Back & Resell Program - IKEA
さらに、この記事に添付したビデオでは、数年前にイケアによって導入された「買い戻し&再販プログラム」についても触れています。このプログラムは試験的な期間からスタートし、後にポジティブで経済的に持続可能であることが証明されました。この家具はその後、修理・クリーニングされ、イケア中古市場に再び流通することになります。


これらの事例について詳しく知りたい方は、こちらのビデオをご覧ください。また、このような他の事例についてもお聞きになりたい方は、体験ワークショップにご参加ください。
※動画の言語は英語です。日本語字幕を表示するには、YouTubeの自動翻訳機能をお使いください。 動画右下にある「設定(歯車マーク)」から「自動翻訳」を選択してください。

さて次回の第四回のBlogでは、サーキュラーデザインによって再設計されたプロトタイプの事例について紹介します。お楽しみに!

体験ワークショップのご案内

プロダクトジャーニーマップ体験WSのご案内

サーキュラーデザインに関する理解を深め、着手するための取っ掛かりとなるワークショップ「プロダクトジャーニーマップ」をご紹介します。このワークショップでは、既存製品やサービスのライフサイクルを可視化し、ステークホルダーや素材などが社会・地球に与える影響をマッピングします。 現時点の問題や機会をチームで共有し、今後の議論の土台を築くためのものです。

日時:2024年9月12日(木)
場所:東京ミッドタウン八重洲 SCSK LINKE SQUARE 25F
費用:無料

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