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2024.08.28

Series Blog|第4回 サーキュラーデザインによって再設計されたプロトタイプ

Product Journy map#4-1

全5回にわたって、持続的なビジネスへの変革を実現するために、製品の人生(ライフサイクル)を可視化するデザインアプローチ手法「プロダクトジャーニーマップ」について、お届けしています。


第4回のテーマは、サーキュラーデザインによって再設計されたプロトタイプについてです。サーキュラー・エコノミー(循環型経済)やサーキュラー・デザイン(循環型デザイン)に関する過去の記事をメールボックスでご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。これらの記事をまだご覧になっていない方は、以下からアクセスし、ご覧になることをお勧めします。

第1回 サーキュラーデザインとは?
第2回 サーキュラーデザインを実践している欧州事例
第3回 サーキュラーデザインの応用事例

今週は、世界中の多くのキッチンで使われている持続可能な方法で再設計されたコーヒーメーカー「Kara」を紹介します。この物理的なプロトタイプの背後にあるアイデアは、このような一般的な家電製品を修理しやすくすることで長持ちさせることにあります。

Circulate Products & Materials
家電製品が壊れた場合、私たちは通常、修理するよりも買い替えることが多いですが、実際にリサイクルされるのは電子製品のわずか5%と言われています。

Karaはモジュラー式にすることで、循環の原則を念頭に置き、デザイナーがより持続可能で無駄の少ない電子機器を作ることを目指しています。Karaは、明確にラベル付けされ、わかりやすく接続されたモジュラー・コンポーネントを導入することで、メンテナンスが非常に簡単で、必要であれば外部からのサポートを必要とせず、マシンの説明書に従ってユーザー自身が修理することができます。また、修理が不可能な場合は、壊れた部品だけを交換したり、新品を購入したり、3Dプリントしたりすることができます。


さらに詳しくお知りになりたい方は、こちらのビデオをご覧ください。また、他の事例についてもお聞きになりたい方は、体験ワークショップにご参加ください。
※動画の言語は英語です。日本語字幕を表示するには、YouTubeの自動翻訳機能をお使いください。 動画右下にある「設定(歯車マーク)」から「自動翻訳」を選択してください。

さて次回の第五回のBlogでは、サスティナブル経営に向けた製品開発やデジタル変革、新事業開発に進めるためのアプローチの1つとしてプロダクトジャーニーについて紹介します。お楽しみに!

体験ワークショップのご案内

プロダクトジャーニーマップ体験WSのご案内

サーキュラーデザインに関する理解を深め、着手するための取っ掛かりとなるワークショップ「プロダクトジャーニーマップ」をご紹介します。このワークショップでは、既存製品やサービスのライフサイクルを可視化し、ステークホルダーや素材などが社会・地球に与える影響をマッピングします。 現時点の問題や機会をチームで共有し、今後の議論の土台を築くためのものです。

日時:2024年9月12日(木)
場所:東京ミッドタウン八重洲 SCSK LINKE SQUARE 25F
費用:無料

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